｢第3回南砺市夏休み子ども議会｣開会

　7月30日(土)､福野庁舎講堂で第3回南砺市夏休み子ども議会の開会式が開催され、小学6年生12名の子ども議員に田中市長から当選証書が付与されました。

　子どもたちが､市政に触れ､まちづくりについて考え､意見や提案を行う機会を設けることで､市政に関心を持ってもらうことを趣旨として開催する｢夏休み子ども議会｣。その初日､田中市長から真っ直ぐ南砺の未来を見つめる子ども議員12名(1名欠席)に当選証書が付与されました。
　田中市長が｢当選おめでとうございます。自分たちの暮らす地域の問題や課題を､自分が市長だったらと思いながら､目で見て肌で感じてもらい色んな思いをかたちにしてほしいと思います。皆さんの提案を楽しみにしています｣と激励のあいさつを述べ､川邊議長からは｢南砺市の未来をともに考えていきましょう｣と激励の言葉が贈られました。
　開会式に続いて勉強会と市内見学を行った子ども議員たち。市内見学では､現在建設中の(仮称)地域包括ケアセンターをはじめ､城端地域野口にある｢なやかふぇ｣､クリエイタープラザ｢桜クリエ｣､五箇山和紙の里､株式会社松井機業､農事組合法人サカタニ農産を訪問。地域包括医療･ケアや木質資源の活用､新たな産業の創出､地域が誇る文化や技術の継承･発展､新しい農林業の在り方などについて､市内で活躍するトップランナーの皆さんのお話に興味深く耳を傾けました。
　子ども議員12名は､勉強会や市内見学を通して学んだことや感じたことを､｢ぼくが！わたしが！市長だったら！｣という視点でまとめ､子ども議員の提案として8月28日(日)に福光庁舎5階の議場で発表します。小学生らしい純粋無垢な視点で描く南砺市の将来像がどのようなものになるのか､今から楽しみでなりません。

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