現在の位置:トップ > お知らせ > 福を呼び込む「午の舞」を披露! -利賀の初午-
情報発信元:南砺で暮らしません課
1月14日(月曜日・成人の日)、利賀地域上村(うえむら)地区で五穀豊穣や家内安全を願う「初午」が行われました。なお、15日(火曜日)は、利賀行政センターなど事業所7か所をまわります。
初午は、地区の子供たちだけで行う伝統神事で約230年の歴史を誇り、国選択無形民俗文化財・県の無形民俗文化財にも指定されています。小学生5人が、神の使いである神主、午方(うまかた)、俵(ひょう)ころがしに扮して集落25戸を訪ねまわりました。
家の大黒柱を前に神主役が祝詞をあげた後、軽快な太鼓のリズムに合わせ「乗〜りこんだ、乗〜りこんだ・・・」と、初午の歌とともに「馬の舞」を披露。続いて、俵転がし役が俵を重そうに3度転がし引き寄せ、「福はそちら、俵はこちら」と担ぎ上げ「福之神・火の用心」と書かれた書初を投げ込み、家に福を置いていきました。
今年の初午には3人の6年生が参加しており、卒業して抜けると来年以降は行事ができない状態になります。神主役3年目の光田彩乃さんは「言葉を間違えないように気をつけています。来年無くなるのはチョッピリ寂しい」とコメントし切なげな表情でした。来年以降は休止の可能性もありますが、知恵を出し合って江戸時代より受け継がれてる伝統行事を存続させてほしいものです。
○神 主 …光田彩乃さん(利賀小3年)
○午(前) …経田彩果さん(利賀小6年)
○午(後) …経田唯果さん(利賀小4年)
○俵ころがし …野原圭祐くん(利賀小6年)
○太 鼓 …笠原美弥さん(利賀小6年)
問い合わせ先 |
利賀行政センター 電話番号 0763-68-2111 |
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