現在の位置:トップ > お知らせ > 官民がスクラムを組み「世界遺産の保全」と「地域づくり」を考える
情報発信元:南砺で暮らしません課
3月10日(日曜日)、平若者センター春光荘で「五箇山世界遺産フォーラム」が開催され、参加した地域住民や関係者など約80名が講演やパネルディスカッションなどを通して、世界遺産の保全と地域づくりへの在り方について考えました。
田中市長は冒頭、「住む人が価値を理解できる地域とはどうあるべきか、みなさんとともに考えましょう」とあいさつ。第1部の講師3名による講演では、世界遺産マスタープランの意義や集落保全への歩み、行政サイドの取り組みなどが紹介されました。
第2部では、相倉青年会、菅沼集落保存顕彰会、菅沼集落住民、五箇山自然文化研究会、市観光協会五箇山支部のみなさんが、これまでの活動を報告しました。相倉青年会のメンバーは、集落内の空き家に居住者を募る「世界遺産に住まんまい家プロジェクト」の選考過程などを時系列で紹介。茅場再生の事例を報告した、保存顕彰会の中島慎一会長は「5世帯23人で人手がない事が課題。企業などと協力しながら再生に努めたい」と述べました。
また、パネルディスカッションでは、西村幸夫東大教授がコーディネーターを務め、10名のパネリストが意見交換。「マスタープランが、住民のプレッシャーにならなければいい」、「公共交通を使った2次交通対策が急務」などの意見が出されました。
なお、フォーラムに先立ち、春光荘大広間で「第7回合掌造りの未来を考える会(最終会議)」も行われ、昨年9月以降の経過と世界遺産マスタープランの修正などが報告されました。
問い合わせ先 |
文化・世界遺産課 電話番号 0763-23-2014 |
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「第7回合掌造りの未来を考える会」および「五箇山世界遺産フォーラム」開催会場
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