現在の位置:トップ > お知らせ > 世界遺産相倉合掌造り集落で「第10回世界遺産三村交流会」開催

世界遺産相倉合掌造り集落で「第10回世界遺産三村交流会」開催

世界遺産で暮らす豊かさを未来へ−若い世代からの提言−

情報発信元:南砺で暮らしません課

世界遺産相倉合掌造り集落で「第10回世界遺産三村交流会」開催の画像
第10回世界遺産三村交流会

 12月14日(日)、世界遺産相倉合掌造り集落内にある相倉ふるさとセンターで「第10回世界遺産三村交流会」が開催され、世界遺産として登録されている白川郷の荻町、五箇山の相倉・菅沼の三村の関係者ら72名が参加しました。

世界遺産相倉合掌造り集落で「第10回世界遺産三村交流会」開催の画像
相倉集落の発表

世界遺産相倉合掌造り集落で「第10回世界遺産三村交流会」開催の画像
白川郷・荻町集落の発表

世界遺産相倉合掌造り集落で「第10回世界遺産三村交流会」開催の画像
菅沼集落の発表

世界遺産相倉合掌造り集落で「第10回世界遺産三村交流会」開催の画像
しんしんと雪が降る相倉集落

 来年で世界遺産登録20周年を迎える白川郷・五箇山の合掌造り集落。地域・行政・三集落の連携を目指して開催されている三村交流会も今回で開催10回目を迎え、記念すべき節目の年を迎えるにあたり、集落内の若い世代からの提言を受け、将来にむけ貴重な世界遺産を引き継いでいくための活発な意見交換が行われました。
 田中市長と白川村の倉嘉宏教育長の祝辞に続いて、相倉集落・荻町・菅沼の順に、各集落の若い世代からの提言が行われました。
 相倉集落からは、昨年実施した「世界遺産に住まんまい家プロジェクト」で茨城県つくば市から移住された相田さんと受け入れに向けて尽力された当時の青年会会長の中田さんがプロジェクトの過程と移住受入後の効果などを実体験に基づき発表。「住まんまい家プロジェクト第2弾」の実施や、集落出身で県外などに暮らす若者も含めた若い世代による畑作りや、Uターン者や子どもを増やすための仕掛けづくりなどを提案しました。
 続いて白川村荻町の「白川郷荻町集落の自然環境を守る会」の今藤さんと、野谷さんが守る会が住民憲章として昭和46年から掲げてきた集落保存の三原則「売らない 貸さない こわさない」について、その意義と精神を継承しつつ、時代の変化にあわせた特例措置を確認し合う作業を進め、確認事項としてまとめたことや、集落に根づく大切な「結」について子や孫の世代、未来永劫にわたって継承していくための教育や誇りの醸成などについて提言されました。
 さらに、菅沼集落の北さんと真井さんは、三村交流会に向けて集落内の若い世代で話し合った内容を発表。世界遺産マスタープランのアクションプランの実行や菅沼集落と合掌の里の差別化、地域に息づく大切な伝統文化としての「報恩講」の継承、集落内の各世帯の状態・状況に応じたフォローアップ体制の確立や、快適で住みよい家づくりのための修繕などの必要性を訴えました。
 各集落からの意見発表の後は、世界遺産相倉合掌造り集落保存財団の図書健裕理事長をコーディネーターとして、発表者と参加者を交えた意見交換が行われ、その後、婦人会の皆さんらが手塩にかけた料理が振る舞われての交流懇親会が行われました。

ご案内

ご案内
問い合わせ先 文化・世界遺産課
電話番号 0763-23-2014

カテゴリ

くらしの情報

学ぶ・交流
文化・芸術

市政情報

広報・広聴
広報
  • 最終更新日:2014年12月14日(日曜日) 18時00分
  • ID:2-3-12145-13510
  • 印刷用ページ

情報発信元

南砺で暮らしません課

電話番号
0763-23-2037

お問い合わせ

ファックス番号
0763-52-3680

この課・施設の詳しい情報を見る

アンケート

より良いウェブサイトにするため、ぜひご協力ください。

Q.このページの情報は、あなたのお役に立ちましたか?

     

投票しないで結果を見る

現在の位置:トップ > お知らせ > 世界遺産相倉合掌造り集落で「第10回世界遺産三村交流会」開催

このページの先頭へ戻る

お問い合わせこのホームページについて著作権について免責事項プライバシーポリシーサイトマップ庁舎案内携帯サイト