城端別院善徳寺式台門で呈茶

　4月4日(土)から本日12日(日)の日程で、開催中の｢城端しだれ桜まつり｣。樹齢360年を超えると言われる善徳寺のしだれ桜が咲くこの時期にのみ特別に開門される｢式台門｣で呈茶を満喫される方や､｢なりきり姫体験｣などの豊富な体験メニューを楽しむ方､満開に咲き誇る桜と善徳寺をはじめとする美しい街並が織りなす光景を写真におさめようと散策されるカメラマンなどで賑いました。

　午前10時30分からは「花祭り白象行進」が行われ、善徳寺を出発した白象が市街地を練り歩き、じょうはな織館では｢なりきり姫体験｣に定員いっぱいの20名が参加し､美しい打掛け姿のお姫様に扮していました。また､｢恋咲く桜並木｣と題し､ハート形の短冊に想いを込めたメッセージが書かれて展示されたコーナーの前では､バルーンアートが大人気。大勢の親子連れが､見る見るうちに形を変える風船アートに目を奪われていました。
　このほか､豊富な体験メニューや展示が行われ､じょうはな織館で開催中の｢井村健太郎個展｣では作家の井村健太郎さん本人が作品解説を行い､花の移ろいをテーマに描かれた今の時期に相応しい幻想的で優しい色彩の作品群に大勢の来場者が見入っていました。

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