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ユネスコエコパークで再発見する地域の魅力

五箇山合掌の里で白山ユネスコエコパーク・リレーシンポジウム開催

情報発信元:南砺で暮らしません課

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白山ユネスコエコパーク・リレーシンポジウム

 6月27日(土)、上平地域にある五箇山合掌の里内のみどり館において白山ユネスコエコパーク・リレーシンポジウムが開催され、「ユネスコエコパークで再発見する地域の魅力」と題してユネスコエコパークの概要や先進地、白山ユネスコエコパーク内にある世界遺産合掌造り集落の文化と自然、合掌造り集落保全の要となる茅の保存と利用についての講演に約40名が耳を傾けました。

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地域の魅力を再発見する内容の講演に没頭

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五箇山合掌の里みどり館にて

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岩瀬家大屋根の葺き替え作業に従事されている山口氏

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開会にあたり工藤副市長が歓迎のあいさつ

 ユネスコエコパーク(正式名称:生物圏保存地域)とはユネスコ(国連教育科学文化機関)が、貴重な自然環境を守りながら、それを持続可能にしている地域を、人間と自然が共生する国際的なモデル地域として認定するもので、白山ユネスコエコパークは30年以上前の1980年に登録されています。ユネスコエコパークは、貴重な生態系を守る保存機能、自然資源を持続可能な形で利用しながら経済活動や社会生活を営む機能、そして持続可能な開発のための教育を進める学術的研究支援の3つの機能で人間と自然の共生を図っています。この3機能を効果的に発揮するため、生態系を厳格に保護する核心地域と核心地域を取り囲む緩衝地域、その外側で地域社会や経済発展が図られる移行地域の3つのゾーンが設けられることとされています。1980年当時は移行地域の設定が無くても登録が可能でしたが、世界的に経済と社会の発展が重視されるようになり、1995年に設定が必須となったため、設定期限である本年度中の拡張登録申請(移行地域の設定)を目指して、富山県南砺市、石川県白山市、福井県大野市・勝山市、岐阜県高山市・郡上市・白川村の4県7市町で協議が重ねられ、2014年1月にその活動母体として白山ユネスコエコパーク協議会が設立されました。今後は、持続可能性を追求しながら、環白山地域の連携を進め、国際的なプログラムの一環である白山ユネスコエコパークを“世界のモデル”として世界へ向けて発信していくことが求められます。
 本日行われたシンポジウムは、3つの講演で構成され、まず最初に、拡張登録申請を済ませた先進地である志賀高原ユネスコエコパーク協議会の事務局を務める長野県山ノ内町の総務課の酒井義之氏による講演「志賀高原の自然と文化」、続いて、筑波大学教授で文化的景観の保全を研究され白川郷や五箇山をはじめ全国で様々な活動を展開されている黒田乃生氏による講演「合掌造り集落の文化と自然」、そして最後に、今まさに国重要文化財「岩瀬家」大屋根の葺き替え作業に従事されている富山県西部森林組合の山口健一氏による「茅の保存と利用」と題した講演が行われ、県内外から参加された皆さんが、ユネスコエコパークや世界文化遺産登録20周年を迎える合掌造り集落についての理解を深めました。

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  • 最終更新日:2015年6月27日(土曜日) 18時00分
  • ID:2-3-12145-14553
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