西嘉山光枝さん満100歳おめでとうございます

　10月9日(金)、めでたく満100歳のお誕生日を迎えた城端地域西上町ご出身の西嘉山光枝さんに､田中市長から市と県､国からのお祝い状とお祝い品の聖徳太子二歳像や花束などが贈られました。

　大正4年10月9日生まれ､おおらかなお人柄でお客様を家に招くのが好きだったという光枝さん。今は､城端地域に有る特別養護老人ホームきららに入所され､お元気に日々を過ごされています。若いころは川田機業で織工として務めていた光枝さん。同社で技師として働いていたご主人の次吉さんと出会い､当時としては珍しい恋愛結婚を成就させ､昭和12年頃に次吉さんのもとに嫁がれ､子3人､孫4人に恵まれました。戦後､昭和30年代には自宅で｢いこい｣という喫茶店兼一杯飲み屋を経営。おおらかな人柄と人を惹きつける光枝さんの容姿があいまって地域住民の憩いの場として人気を博したそうです。
　大勢の親族やご近所のお友だちが集まった光枝さんのご自宅に訪問された田中市長は､光枝さんと会うなり､｢お若く見えますね。元気そうで何よりです。このたびは満100歳のお誕生日おめでとうございます｣と祝福。幾分緊張気味の光枝さんに対し､市のお祝い状と聖徳太子二歳像､さらに県からのお祝い状や記念品などを手渡しました。大正13年に創刊され今も発行を続ける月刊地域紙｢城端時報｣の発行人､山本哲也さんが光枝さんの甥御さんとして同席。かつての光枝さんの暮らしぶりや当時の町の様子などの話題で大いに賑わいました。
　満100歳､本当におめでとうございます。今後もますますお元気で健やかに過ごされますよう､心からお祈り申し上げます。

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