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南砺の宝であり誇りでもある世界遺産合掌造り集落を後世に引き継いでいくために

平・上平地域で世界遺産登録20周年記念フォーラム「われらがつなぐ合掌文化」開催

情報発信元:南砺で暮らしません課

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世界遺産登録20周年記念フォーラム「われらがつなぐ合掌文化」

 10月24日(土)、タカンボースキー場と平若者センター春光荘を会場として、白川郷・五箇山の合掌造り集落世界遺産登録20周年記念フォーラム「われらがつなぐ合掌文化」が開催され、大勢の市民や合掌造り集落に想いを寄せる皆さんが参加。世界遺産五箇山合掌造り集落に眼を向け、ともに考え、護り、後世に引き継いでいくための新たな第一歩を踏み出しました。

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上平小学校6年生15名による「未来へつなげ!私たちの五箇山」

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東京大学の西村教授による記念講演

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タカンボースキー場で新たに小茅を植栽

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5年前に植えた小茅を刈り取り

 午前中は、第1部として、上平地域のタカンボースキー場で新たな小茅の植栽と、5年前に世界遺産登録15周年記念事業で植えられた小茅の刈り取りが行われ、上平小学校児童43名と平中学校生徒21名をはじめ、相倉・菅沼両集落や平・上平地域の住民の皆さん、趣旨に賛同された一般参加者など総勢約100名が参加。合掌造りの屋根の材料となる小茅に触れ、保全活動の大変さや重要性について理解を深めました。
 午後からは、平若者センター春光荘に会場を移し、第2部として世界遺産登録20周年記念フォーラムを開催。世界遺産登録当時の喜びに湧く旧平・上平村の様子から今に至る経緯をまとめた記念映像の放映にはじまり、田中市長による開会のあいさつ、マスタープラン策定後の取り組み報告に続いて、東京大学先端科学技術研究センターの西村幸夫所長による「これからの世界遺産・五箇山の保存と活用のあり方」と題した記念講演が行われました。講演では、「五箇山全体を考える」、「個々の集落を見直す」、「ものがたりを継承する」、「自然理解を深める」、「五箇山の外とつながる」、「世界とつながり世界標準となる」、という6つのキーワードが紹介され、その先にある質の高い観光の確立について言及されました。
さらに、地元の上平小学校6年生児童による発表「未来へつなげ!私たちの五箇山」では、上平小学校の6年生児童15名がコミカルな寸劇とクイズを交えて合掌造り集落の歴史、技術、文化等について説明。自分たちを生み育ててくれた地域とそこに暮らす人々への感謝、さらに五箇山を護り後世につないでいこうという熱い思いを発表し、合唱を披露。児童らの純粋で熱い地域への強い思いに会場からは惜しみのない拍手が送られ、感動に目頭を熱くされる方が多数おられました。続いて、(公社)となみ青年会議所が夏休み期間中に実施した「ぼくらの夏休み〜れきしたんけんたい〜世界遺産体験」の活動発表が行われ、となみ野全体から参加した子どもたちの五箇山や南砺、となみ野への思いに会場から再び大きな拍手が送られました。
 また、特別講演で講師を務めた西村教授をコーディネーターとして、稲葉信子筑波大学院教授、永瀬節治和歌山大学准教授、文化庁の西和彦文化財調査官、相倉青年会長の中島仁司さん、菅沼集落保存顕彰会運営員の荒井重和さん、平地域の篭渡にIターンで移住された浦田謙太郎さんがパネリストとなり、両集落の現状や課題、移住者の視点で見る五箇山地域のすがたについて探り、地域の宝であり誇りでもある五箇山合掌造り集落を後世につないでいくための積極的で建設的な意見交換が行われ、参加された皆さんとともに集落保全に向けた強い思いを新たにされました。

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問い合わせ先 文化・世界遺産課
電話番号 0763-23-2014

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  • 最終更新日:2015年10月24日(土曜日) 19時30分
  • ID:2-3-12145-15200
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