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地区の家々に福を呼び込む伝統神事「利賀の初午」

8名の子ども達が地区内をまわり五穀豊穣と家内安全を祈願しました

情報発信元:南砺で暮らしません課

地区の家々に福を呼び込む伝統神事「利賀の初午」の画像
8名の子どもたちによる伝統神事「利賀の初午」

 1月11日(月・祝)、利賀地域上村地区で五穀豊穣や家内安全を祈願する伝統神事「初午」が執り行われました。

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ヨイショ!ヨイショ!と俵ころがし

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福はそちら、俵はこちらにもらいます

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家々の大黒柱前で神主が祝詞奏上

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雪の道中、歩いて地区内を巡る担い手たち

 約200年の歴史を誇る「初午」は、子供たちだけで執り行われる伝統神事で、国選択無形民俗文化財ならびに県無形民俗文化財に指定されています。昨今は人口減少・少子化にともなう担い手不足で存続が危惧されているところですが、今回は、地区外から担い手を募ることで、昨年より2名多い8名の子どもたちが神主、午方(うまかた)、俵(ひょう)ころがしなどの神事の担い手となって集落内を巡り、連綿と受け継がれてきた伝統神事を執り行いました。
 各世帯での神事は、神主による大黒柱の前での祝詞奏上にはじまり、太鼓のリズムに合わせた独特の節回しの「初午の唄」にあわせての「午の舞」、「俵転がし」と続きます。「午の舞」は、賑やかでユーモラスな歌詞の唄にあわせた「午方」の滑稽でダイナミックな動きが見物。「俵転がし」は、重そうな所作で俵を転がし引き寄せる迫真の所作が魅力です。最後に「俵ころがし」役は「福はそちら、俵はこちらにもらいます」と口上を述べながら「福之神」、「火の用心」と表裏に書かれた書初を投げて家々に福を置いていきます。
 担い手の不足という問題をその都度、地域の実情にあわせた方策で解決し、継続されている「利賀の初午」。全国的にも珍しい子ども達だけで執り行われるこの伝統神事が、今後も長く存続されていくことが期待されます。

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問い合わせ先 利賀行政センター
電話番号 0763-68-2111

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  • 最終更新日:2016年1月11日(月曜日) 15時00分
  • ID:2-3-12145-15567
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