文久の大行燈が巨大人形2体に先導され福野駅前を練り回し

　4月30日(土)、JR福野駅前のロータリーで恒例の福野夜高祭前夜祭が開催され、大勢の観衆が見守る中､高さ約14メートルを誇る｢文久の大行燈｣がスキヤキでお馴染みの巨大人形2体の先導により迫力満点の練り回しを行ないました。

　明日1日(日)から始まる夜高祭を前に恒例の前夜祭が行われ、大勢の観衆が集まった福野駅前ロータリー。勇壮で雄々しい夜高太鼓の演奏とともに点燈された大行燈が見下ろす会場では､夜高幻想合唱団による南砺市の歌「緑の里から」と混声合唱曲｢夜高幻想｣の合唱に始まり、ハッピーHAPPYクローバーによるルパン3世をモチーフにした見事なダンスパフォーマンス、福謡会による民謡と福翠会と泉乃会による民踊、夜高舞緋組によるダイナミックなヨサコイ、観客も加わっての輪踊り、トゥーマラッカとスキヤキ巨大人形隊によるパフォーマンスなどで大いに盛り上がりました。
　前夜祭終盤、勇ましい夜高太鼓が鳴り響く中､いよいよ文久の大行燈が練り回しを開始。駅前ロータリーに集まった大勢の皆さんが綱を曳いて駅前を出発した大行燈は先を行くスキヤキ巨大人形隊のあとを悠然と巡行し、沿道の観客を魅了しました。

　福野夜高祭は、明日1日(日)と2日(月)が宵祭で､両日ともに優美勇壮な夜高行燈が市街地を練り回し。2日深夜には名物の引き合い(ケンカ)が行われます。本日の主役をつとめた｢文久の大行燈｣は明日明後日の2日間福野駅前に展示され､午後7時頃から深夜まで点燈されます。また3日(火・祝)に銀行四ツ角周辺で開始される本祭では、4町の曳山巡行に昨年見事に復活を遂げた屋台が加わり、午後からは福野神明社の御神輿が巡幸します。

　いよいよGWも始まり祭り一色に染まる南砺市内。夜高祭を皮切りに3日には井波よいやさ祭り、4日・5日には城端曳山祭が開催されるほか、先月中旬から開催されている五箇山春祭もいよいよ佳境を迎えて盛り上がります。

ご案内

問い合わせ先	福野夜高祭連絡協議会 電話番号　0763-22-1120

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