現在の位置:トップ > お知らせ > 笹竹に願いをのせて元気いっぱいに「ねつおくるばーい」
情報発信元:南砺で暮らしません課
土用の入りから数えて3日目の「土用の三番」となった7月21日(木)、福光地域荒木地区で300年以上にわたって伝承されている奇習「荒木ねつおくり祭り」が開催されました。
江戸時代は元禄元年(1688年)に始まったとされる「荒木ねつおくり祭り」は稲穂につく病害虫予防のために行われたとされる風習で、藩政時代からの形式を伝承し守り継がれているのは今では荒木地区を残すのみとされ、市の無形民俗文化財をはじめ、「とやまの祭り百選」、さらに「とやまの音風景」にも選ばれています。
夏本番を控えながら朝からの曇天模様で涼しく爽やかな風の吹く絶好の「ねつおくり日より」に恵まれる中、夏らしい青色が眩しい法被姿の児童約70名が荒木自治会館前を出発。「荒木ねつおくり祭り」、「五穀豊穣」、「豊年萬作」などと書かれた旗印を先頭に「ジジ」と「ババ」と呼ばれる神の化身の稲わら人形を乗せた神舟「荒木丸」、リヤカーに据えつけられた大型和太鼓2基と笹竹を手に練り歩く児童らによる長い行列が、地区内約4kmに及ぶ行程を、勇壮な熱おくり太鼓を響かせ、道中ところどころの田んぼの前で「ねつおくるばーい」と元気なかけ声を上げながらゆっくりと練り歩きました。
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