全日本選手権大会で見事優勝した徳川さん（中央）

　8月5日(金)､第23回全日本シングルソフトテニス選手権大会(5月14〜15日･奈良県橿原公苑明日香庭球場･239名出場)で見事に優勝を果たした徳川愛実さん(福野地域前田出身)が南砺市ソフトテニス協会の眞田剛会長とともに井波庁舎の教育長室を訪問。高田教育長に喜びの優勝報告を行いました。

　小学生1年生の頃から福野町ソフトテニススポーツ少年団に所属し眞田会長の薫陶を受けて腕を磨いてきた徳川さん。週4〜5日の猛練習を重ね､県内ソフトテニスの雄､高岡西高等学校に進学。入学当初から卒業に至るまでインターハイや高校選抜､国体などの主要全国大会で輝かしい成績を収め､高校卒業後は実業団の強豪タカギセイコー(富山)に就職。その年の第59回全日本実業団選手権では女子団体で優勝を果たすものの12月にタカギセイコーソフトテニス部が廃部となってしまいます。そして今年4月にヨネックス(東京)のソフトテニス部に所属し新天地で再スタートを切った徳川さんはアジア杯で団体優勝､そして全日本シングルソフトテニス選手権大会でも優勝し､11月に開催される第8回アジア選手県大会にシングル､ダブルス､ミックスダブルス､団体の全4種目の日本代表として出場予定で､更なる活躍が期待されています。
　｢一度はソフトテニスを続けることが出来ない環境になり､負けられないという思いで臨んだ大会で優勝することが出来てすごくホッとしています｣と語った徳川さん。市内でソフトテニスに打ち込む後輩たちに向けてのメッセージを求めたところ｢ソフトテニスを好きになって楽しんでください｣と笑顔でエールを送ってくださいました。
　忙しい日程をぬって帰省中の徳川さんは､明日6日(土)に城南テニスコートで開催される市ソフトテニス協会主催の市内小学校児童を対象にした講習会にも講師として参加されます。世界の舞台で活躍する実業団所属選手の指導を受ける児童たちには､またとない貴重な機会になること請け合いです。

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