現在の位置:トップ > お知らせ > 世界遺産五箇山合掌造り集落を未来につなぐ茅刈り作業がはじまっています
情報発信元:南砺で暮らしません課
10月下旬から11月上旬にかけて相倉・菅沼の世界遺産五箇山合掌造り集落では、集落保存に欠くことの出来ない屋根葺き材料「コガヤ」の茅刈り作業が行われています。
先週の20日(木)に始まった相倉、菅沼両集落の茅刈り作業。菅沼合掌造り集落では初日からNEXCO中日本、集落住民らで構成される「合掌の森project、金沢大学の生徒、国際交流員など多彩な面々が参加されました。
週明けの本日24日(月)は朝から清々しい好天に恵まれ、絶好の茅刈り日よりとなり、今春文化庁の「ふるさと文化財の森」に設定された相倉合掌造り集落の茅場では、相倉合掌造り集落保存財団の職員をはじめ、集落内の若手の皆さんらが爽やかな秋風を受けながら、集落保全活動の要とも言うべき茅刈り作業に汗を流されていました。
相倉合掌造り集落では、茅を直径約60pの束にして6,000束ほどの量が刈り取り、翌年以降の屋根の葺き替え作業に使用されます。
また、昨日23日(日)と明日24日(火)には、大阪市に本社を置く株式会社クイック系列の若手社員の皆さんが茅刈りボランティアに参加。さらに、南砺平高等学校の皆さんも明日午後からの茅刈り作業に加わる予定です。
NEXCO中日本をはじめ、株式会社クイック、南砺平高等学校の皆さんの茅刈りへの参加協力は長年続けられており、世界遺産五箇山合掌造り集落を守り後世に伝える一翼を担ってくださっています
両集落の茅場には、急勾配に刈り取られた茅がビッシリと広げられ、コツコツと丁寧にまとめられ束にされています。作業に携わる皆さんの真摯な取り組みと丁寧な仕事、大変な作業への理解と協力に支えられ、世界遺産合掌造り集落が守られています。
問い合わせ先 |
相倉合掌造り集落保存財団 電話番号 0763-66-2123 |
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