現在の位置:トップ > お知らせ > 第12回市展 各部門市展大賞作品の紹介
情報発信元:南砺で暮らしません課
6部門303点の出品作の中から見事に各部門において大賞を受賞された作品です。
鑑賞者の五感に訴えかけてくる素晴らしい作品がそろう会場内は、「文化芸術創造都市」南砺の芸術的感性の質の高さを伺わせます。入場無料ですので是非この機会に足をお運びください。
【日本画】大賞作品審査講評
「水郷」吉田外之さん(福光)
静寂な山村風景が描かれた詩情豊かな作品です。
特に色彩感が良く、今後に期待したい秀作です。
【洋画】大賞作品審査講評
「静謐な午後」宮ア邦昭さん(福光)
絵の中の道に歩を踏み込みたくなる衝動に駆られるようで、見る人の感性に訴えるところがあります。屋根の重なりと石垣など情感があり、静謐な空気が流れているように感じます。
【彫刻】大賞作品審査講評
「大志を求める」藍原伴治郎さん(井波)
手をモチーフにした作品で、男性の手を女性の手のように繊細に表現された美しい作品です。
【工芸】大賞作品審査講評
象嵌大壷「アステカの月」中河 清さん(福野)
大きくかたちどられたフォルム、深い藍の生地に色鮮やかな象嵌が個性的で、独創性ある表現を醸し出しています。力強く堂々とした南米模様が生きた作品になっています。
【書】大賞作品審査講評
「霜葉」富田一象さん(福光)
のびのびとした作品。思いきって左右にはじいた運筆に好感がもてます。古典にみる隷書をさらに臨書し、楽しんで書いていただきたい。今後、数多い隷書から線質を学び、深みのある味わいが出てくる刻にであえるはずです。
【写真】大賞作品審査講評
「静寂」金谷與治さん(福光)
構図や光が非常に計算された作品です。近寄ってみると、暗い中に生活感が漂っていて、シルエットの自在鉤がすばらしいです。
問い合わせ先 |
福光美術館 電話番号 0763-52-7576 |
---|
くらしの情報
市政情報
より良いウェブサイトにするため、ぜひご協力ください。
Q.このページの情報は、あなたのお役に立ちましたか?