現在の位置:トップ > お知らせ > 本日未明「城端神明宮祭の曳山行事」のユネスコ無形文化遺産正式登録が決定!
情報発信元:南砺で暮らしません課
日本時間の12月1日(木)午後2時2分頃、エチオピアのアディスアベバで開催されているユネスコ(国連教育科学文化機関)の政府間委員会において国内18府県33件の「山・鉾・屋台行事」の無形文化遺産への登録が正式に決定されました。
11月30日(水)の午後3時から城端曳山会館では、エチオピア現地の政府間委員会の様子を見守るライブビューイングを実施。城端曳山祭保存会をはじめとする地元住民の皆さんが、懸案事項として世界各国・地域から提出された37件の審議音声と審議過程を示す一覧表を見比べながら、歓喜の瞬間を待ちわびました。
午後4時前頃(エチオピア現地時間の午前10時頃)から始まった政府間委員会でしたが、審議は遅れに遅れ、予定終了時刻の午後11時30分時点で37件中10件程度の決定しかなされていない状況。提案順として19番目にあたる日本の山・鉾・屋台行事にまで届くか微妙な状況下で2時間の審議延長が決定。以降、第15番目の案件まで審議が進むもそこでまた議論が紛糾し、約2時間が経過したころ、「Next morning(明朝に)・・・」という単語が飛び出し、参列者も現地時間1日以降の審議への持ち越しを覚悟したところで事態が急変。15番目の案件を後回しにすることで順調に審議が進み、午前2時頃、日本の「山・鉾・屋台行事」の無形文化遺産への登録が正式に決定されました。
深夜にも関わらず、曳山会館に集った皆さんからは歓声が沸き起こり、田中市長や曳山祭保存会の大西正隆会長をはじめ、大勢の参列者が歓喜の抱擁や握手、拍手で、江戸時代中期から連綿と受け継がれてきた城端曳山祭(城端神明宮祭の曳山行事)のユネスコ無形文化遺産登録を祝福しました。
本日午後6時から曳山会館において、あらためてユネスコ無形文化遺産登録の正式決定を祝う式典が執り行われますので、ぜひ足をお運びください。
問い合わせ先 |
文化・世界遺産課 電話番号 0763-23-2014 |
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