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情報発信元:南砺で暮らしません課
12月17日(土)、今年2月から工事が進められてきた南砺市地域包括ケアセンターの工事が11月中に無事完成したことを受け、市関係者や市議会議員、地域住民など、大勢の方々が参列して竣工式が執り行われました。
保健・介護・医療・福祉が一体的に提供される地域包括ケアシステムの構築を総合的に推進することを目的に設置された地域包括ケアセンター。センター内に開設される「富山国際学園南砺サテライト」と連携することで「地域づくり」や「地域力」の向上を目指す「地域の支えあいを啓発する拠点」としての役割も期待される施設として、1月4日から地域包括医療ケア部の医療課・地域包括ケア課・地域包括支援センター・福祉課・健康課・井波保健センターの機能を集約して供用が開始されます。
竣工式では、田中市長が「地域包括ケアシステムは地域づくり。他人事になりがちな地域づくりを地域住民が『我が事』として主体的に取り組むための仕組みを作る必要があります。本センターを、地域づくりを支援して公的な福祉サービスへのつなぎも含めた『丸ごと』の総合相談支援体制を担う開かれた施設として発展させていく覚悟であり、温かいご支援をよろしくお願いします」と式辞。石井富山県知事代理の蔵堀祐一県厚生部長、才川昌一市議会議長、山辺美嗣県議会議員から祝辞が送られました。
また、式典終了後には、富山大学附属病院総合診療部教授で南砺市政策参与でもある山城清二教授による「南砺市が地域で『まるごと支え合う』仕組みをつくるには〜住民とともに進める地域包括医療ケアシステム〜」と題して記念講演が行われました。山城教授は、十年前から南砺市における住民参加型の地域包括医療ケアシステムの構築・推進に携わられており、これまでの取り組みとその成果を紹介しつつ、「地域包括ケアシステムとは、地域でまるごと支え合う仕組みのこと」とし、「学びましょう」、「討論しましょう」、「連携しましょう」、「『自分ごと』として行動しましょう」、「若い人を育てる教育空間をつくりましょう」、「子どもとお年寄りにやさしい地域を作りましょう」、「住みやすい町にしましょう」を掲げる「南砺の地域包括医療・ケアを守り育てる会の理念」を、南砺市の「まちづくりの理念」として共有し、地域全体で連携して取り組むことを呼び掛けられました。
【施設概要】
・所在 南砺市北川166番地1
・建物
《本体》鉄骨造2階建
《延床面積》センター棟:2,033.71u、検診車寄付棟:233.28u、車庫棟:200.92u
《敷地》21,688.01u
・工期 着工:平成27年9月25日、竣工:平成28年11月30日
・業務開始 平成29年1月4日
問い合わせ先 |
地域包括ケア課 電話番号 0763-23-2034 |
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