市長新春記者会見

　1月4日(水)､福野庁舎で田中市長が新春記者会見を行い､｢昨年は利賀ダムの工事継続､東海北陸道4車線化試験､城端神明宮の曳山行事ユネスコ無形文化遺産登録など嬉しい出来事が多かった。今年は､公共施設再編､庁舎統合､病院改革プランなどに基づく行財政改革を進め､新たな総合計画を策定､クリエイタープラザや地域包括ケアセンターを活用した独自政策を本格的にスタートさせる年となる。酉年らしく､市民の声を『とり』入れ､市政に『とり』組む､飛躍の年にしたい｣と述べ､下記の項目について説明しました。

＜記者会見要旨＞

○年末年始の市内各施設等入り込み状況について
【スキー場】(オープン日〜1/3)
・たいらスキー場(12/17オープン)※12/20〜27は雪不足のため休業
　4,400人 前年比62.6%（昨年7,020人）
・たいらクロスカントリー場
　220人 前年比44%（昨年500人）
・IOX-AROSAスキー場(12/30〜1/3上部ゲレンデのみオープン)
　5,350人 前年比67.5%（昨年7.920人）
・タカンボースキー場（積雪不足のため未オープン）

【観光地イベント等】※年末年始（12/26日〜1/3）
・世界遺産相倉合掌造り集落
　2,990人 前年比76.3%（昨年3,917人）
・世界遺産菅沼合掌造り集落
　2,712人 前年比56.0%（昨年4,845人）
・越中一宮高瀬神社（元日〜３日）
　約20万人　前年比100.0%（昨年約20万人）

・第40回ふくの元旦マラソン
　1,046人参加（昨年998人）※過去最多
・第36回北野元日マラソン
　151人参加（昨年132人）※過去最多


○日本「住みたい田舎」ランクインについて
　株式会社宝島社発行の｢田舎暮らしの本｣が実施する日本｢住みたい田舎｣ベストランキングで総合部門3位にランクイン。全国の市町村の中から取材を基に｢田舎暮らしの本｣編集部が厳選した､移住者からの人気が高く､移住者促進に積極的な市町村を対象に実施したアンケート調査に基づくもので､アンケート回答自治体数は500。
　移住者の受け入れ実績(支援制度の利用者)の多さ､安心して生活ができる基盤が整っていること､自然災害が少ない土地柄であることが評価されたもの。
若者が住みたい田舎部門でも全国8位にランクインしており､エリア別ランキングでも北陸地方で1位を獲得。全国的に見ても北陸エリアの人気は高く中国地方に次いで2番目に住みたいエリアとなっており､その中での1位は､｢住みたい田舎｣として高い評価を受けていることが証明されたものと考えられる。
　移住者の中には市助成金を活用してゲストハウスをオープンした方もおり､そのゲストハウスは稼働日数も多く､モデル的な存在となっている。近く成人式も控えており、機会を捉えて積極的に南砺市への移住定住の優位性を示していきたい。


○富山国際学園南砺サテライト開設記念フォーラムについて
　平成27年10月に締結した包括連携協定に基づき､地域包括ケアセンター内に人材育成や地域交流の拠点となる富山国際学園南砺サテライトを開設。開設を記念したフォーラムを下記のとおり開催する。
・日時
　1月21日(土)　午後2時〜3時30分
・会場
　南砺市地域包括ケアセンター2階「多目的研修室」
・内容
《開会挨拶》
　富山国際大学学長室長　長尾治明
　南砺市教育長　高田　勇
《基調講演》
「地域のために今、大学・短大ができること」
　富山国際大学・富山短期大学　学長　中島恭一
《対談》
「これからの地域づくり　〜生きがいのある暮らし方〜」
　南砺市長　田中幹夫
　富山国際大学・富山短期大学　学長　中島恭一


《質疑応答》
Q1：日本｢住みたい田舎｣ランクインの詳しい指標について
A1：移住者支援制度の充実､交通の便､医療介護体制､災害リスク､移住者歓迎度､定住促進の広報､自然の豊かさ･伝統的な景観､都市住民との交流などのアンケート項目の結果に今年度上半期の移住者数が加算されており､これまでの取り組みや移住定住施策､半年で61組114人もの移住者が転入した実績が高い評価につながっている。

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