現在の位置:トップ > お知らせ > 福野小学校の児童37名が田中市長に「ふるさと福野を考える」朝市を盛り上げる提言
情報発信元:南砺で暮らしません課
2月20日(月)、福野小学校6年3組の児童37名が福野庁舎を訪問し、「ふるさと福野を考える 阿曽三右衛門の開いた市をにぎやかに」をテーマに6月から総合学習の時間の中で、366年続く福野の朝市の現状と課題について理解を深め、数回にわたる朝市への参加やPR、アンケートなどを通してとりまとめた内容を田中市長に提案しました。
西暦1651年に阿曽三右衛門が開き、毎月2と7のつく日の朝4時から6時に行われ、366年の長きにわたる歴史を福野のまちとともに刻んできた福野の朝市。ふるさと福野に現在も伝わる伝統行事ながら、自分たちも含め大人もあまり知らないこと、出店は少ないが新鮮で安価な野菜など魅力的な商品がそろうことなどに気づいた児童たちは、アンケートの実施や、調査研究を進める中で、「朝市を盛り上げたい」との思いを強くし、グループごとにキーホルダーなどの商品を作って朝市に参加。宣伝チラシや子ども朝市の開催、多くの人出で賑わう「歳の大市」への参加PRなど、積極的な活動を展開しました。自分たちが参加した朝市や歳の大市では来場者が多く、「いつもより盛り上がった」などの好意的な意見があったものの、もっと広く朝市について知ってもらい盛り上げたいと考え、田中市長と商工会に対し朝市を盛り上げるために「ホームページやポスター・パンフレットを使った宣伝」と「年に何回か2と7の付く休日に開く朝市について、多くの人が来てもらいやすい時間と場所にすること」の2点の具体策を提言しました。
提案を受けた田中市長は「まずは全校児童に朝市について知ってもらい、皆さんのご家族に伝えることからはじめましょう。市の広報と組んでホームページなどでPRするのも良いと思う」とアドバイスし、「目のつけどころが素晴らしい。朝市は、夜高や曳山と同じく福野のまちで長くつながれてきた大切なもの。自分たちの目で見て感じ、朝市を盛り上げたいと考えてくれたことに感謝します。その思いを未来につなげるため、まずは学校や家庭など身近なところから伝えていくこと。それが大きな広がりにつながります。その思いを忘れずに中学校にいってほしい」と感謝と熱いエールを送りました。
また、福野小学校児童による提言に先立ち、南砺市PTA連絡協議会の林紀孝会長から、6日(日)に開催された会員大会で募った利賀村中村地内土砂災害義援金33,301円が田中市長に手渡されました。貴重なご寄付ありがとうございました!
問い合わせ先 |
教育総務課 電話番号 0763-23-2012 |
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