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情報発信元:文化・世界遺産課
名 称:城端野下のコシノヒガンザクラ(越村型原木)
種 別:天然記念物
所在地:南砺市城端985番地(野下地区)
所有者:個人所有
現 況:2本現存(1本が親木、もう1本は枝が派生したもの)
指定理由:
城端野下のコシノヒガンザクラは、既存の栽培種の中でも最大級であり、なおかつ樹齢は100年を越え、最古の部類に含まれる。花つきが良く、大輪であることに加え、花色も濃いことから、開花時には際立った美観を呈する。コシノヒガンの栽培品には複数の系統(型)があり、このうち越村型は1980年代以降に苗が増殖され、全国各地に普及しつつある。この城端野下のコシノヒガンザクラは、全国に普及した越村型の原木であり、学術上の価値が非常に高く、大変貴重なものである。
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