現在の位置:トップ > お知らせ > Stop the 振り込め詐欺! 井波社会福祉センターで振り込め詐欺水際対策研修会開催
情報発信元:南砺で暮らしません課
12月12日(火)、井波社会福祉センターで「Stop the 振り込め詐欺at井波 〜振り込め詐欺水際対策研修会〜」が開催され、地域内の金融機関の職員をはじめ、4地区の自治振興会長、防犯協会、行政防犯担当者などが参加して、講習や体験発表、ロールプレイ形式の対応訓練などを通して特殊詐欺未然防止に向けた理解を深めました。
研修会の開催にあたり山田井波行政センター長が「特殊詐欺の予防対策には金融機関の皆さんの協力が不可欠。安全で安心して暮らせる地域づくりのためにご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします」とあいさつ。また、南砺警察署刑事・生活安全課の青野課長が県下の刑法犯認知件数が10年連続で減少していることに触れつつ、放火・強盗・殺人などの凶悪犯罪が発声しており市内でも例外ではないと注意を促し、さらに金融機関の皆さんには店内の防犯カメラの稼働確認・点検などの防犯対策、ATM周辺での声かけによる特殊詐欺防止、不審車のナンバーチェックなどの協力を要請しました。
続いて、南砺署生活安全課主任による講習では、県内で増加傾向にあるインターネットバンキングによる不正送金事例について説明があり、巧妙化する手口(メールによる誘導など)や法人口座を狙った悪質な案件などについて注意を喚起。さらに実際4月に銀行の窓口で振り込め詐欺を未然に防止された北陸銀行井波支店の渡邊さんが体験発表を行い、請求書や振込依頼書に感じた微妙な違和感、窓口職員と行内・本部との連携、被害者を説得する際の警察の協力など実体験を経て感じた注意すべきポイントを紹介し、注意を促しました。また、南砺警察署員が特殊詐欺にだまされそうになり窓口を訪れた高齢者に扮して行われたロールプレイ形式の対応訓練では、「なぜすぐに現金が必要か」、「振込や小切手ではだめか」、「相手は本当に信頼できるか」、「家族の了解を得ているか」など、さまざまなアプローチで高齢者に寄り添い、不信な請求の矛盾や不信点について気づいてもらえるよう粘り強く説得を試み、水際での詐欺被害防止に向けた理解を深めました。
県内では、昨年度に比べて特殊詐欺被害件数や被害額が減少しています。その分、金融機関窓口で被害をくい止めることができた件数・金額は増加しているのが現状です。身に覚えの無い請求で不安をあおる架空請求や、家族の名をかたるオレオレ詐欺などの手口はますます巧妙・悪質化しています。他人事ではないという意識を持って、そのようなことが身近に起こった際には、まずは落ち着いて家族や警察、市消費生活センターなどに連絡相談するように心がけましょう。
問い合わせ先 |
南砺市消費生活センター 電話番号 0763-23-2035 |
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