南砺市女性フォーラム しなやかに、軽やかに輝く女性たち

　2月17日(土)､福野地域のア・ミューホールで南砺市女性フォーラム「しなやかに軽やかに輝く女性たち」が開催され、さまざまな立場で活躍する南砺の女性たちをはじめ、各種団体､個人など約60名が参加。地域に根差した多彩な活動の紹介や田中市長とのディスカッション、自由なおしゃべり交流を通して積極的な意見交換が行われました。

　多彩な活動に取り組む女性たちにスポットをあてた今回のフォーラム。人づくり・学び舎の浦井啓子代表による司会進行により、市内で92組のカップルを成婚に導いた「なんとおせっ会」の山田由理枝副会長、国登録有形文化財である齋賀邸（やえもんや）で着物お着付処「月や」を出店する三谷千津子さん、行政や制度でフォローしきれない人や介護者・高齢者の支えとなる居場所づくりに取り組む「ほっこり南砺」の中山明美さん、ボランティア連絡協議会や「移動図書館」「きくばりプロジェクト」などの活動に勤しむ川田真紀さん、子育て環境の向上と安全で安心な居場所作りを目指して「五箇山子ども広場」を開設された前本泰子さんら5名の発表者がそれぞれの活動を紹介。
　さらに田中市長を交えて「仲間づくり、ネットワークづくり」、「自分たちの活動に足りないもの（求めているもの）」をテーマにディスカッションを展開。今回のフォーラムのような「場」への参加､活動PR､意見発表､スキル活用などによる仲間づくりやネットワークの構築が、意識の共有や活動への共感につながり､人員・資本・認知度・理解などの足りないものや求めているものの解消や解決につながる可能性が示されました。また､田中市長が「世の中が大きく変わってきている中で重要なのは課題を見つけられる力。それが解決に向けたキッカケづくり、そして行動へつながる。地域の意見をまとめて問題を提起する真心、自ら動く姿勢が共感と支援を呼ぶ。みんなで支え助け合う継続可能な仕組みや取り組みが大切」と述べ、発表者の考えと活動に賛辞を贈りつつ､共に地域課題解決に向けて取り組む意欲を示しました。その後、参加者と発表者と田中市長が２テーブルに分かれて自由な意見交換を行う場が持たれ、積極的な意見交換が行われました。

　また、会場内には、なんと女性起業塾本気塾の塾生によるチャレンジショップも開設され、開場前、休憩時間、閉会後に多くの来場者でにぎわいました。

ご案内

問い合わせ先	南砺で暮らしません課 協働のまちづくり係 電話番号　0763-23-2037

くらしの情報

学ぶ・交流

男女共同参画

協働まちづくり

市政情報

広報・広聴

広報