両市長ががっちり握手

8月24日(金)、南砺市と友好都市である中国の紹興市から今年3月に市長に就任した盛閲春（せい　えつしゅん）市長を含む訪問団が南砺を訪れました。一行は福光庁舎で田中市長を表敬訪問した後、紹興市に工場を持つ(株)旭工業やイオックスアローザ、日中国交正常化に力を尽くし紹興市との友好都市締結の礎を築いた松村謙三先生の多大な業績を伝える松村記念館を視察。その後、福光中央会館での歓迎レセプションに出席され、故 松村謙三先生と故 周恩来先生が結んだ親交・交流をさらに深めることを誓いました。

　故 松村謙三先生と故 周恩来先生のご遺徳を受け、松村先生の故郷である旧福光町と、周恩来先生の原籍地である紹興市が、1983年の3月に紹興市の魯迅記念館において友好都市の契りを結んで今年で35周年にあたり、11月には紹興市で記念式典が開催され、南砺市からも訪問団が出席予定です。今回の訪問は記念すべき35周年と盛新市長の就任が重なったことから特別に実現したものです。

　歓迎レセプションでは田中市長が「友好都市締結して35年を迎えています。この間、幅広く多彩な交流活動を続けており、着実な成果を収めてまいりました。これからもさらに両市の交流を深め、友好都市の関係を発展させていく所存でございます」とあいさつすると、紹興市の盛市長も、「今後もさまざまな分野での交流を深め、両市の関係を更に１段上のものにしていきたい」と述べられました。才川市議会議長も歓迎のあいさつを行いました。

　その後、紹興市の風光明美な観光スポットや多彩な文化を紹介する紹興セミナーや越中五箇山こきりこ唄保存会により「こきりこ」なども披露され、会場は大いに盛り上がりました。

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