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情報発信元:文化・世界遺産課
模型の作者である小林亀清さんは長年、合掌造り家屋の屋根葺き職人として活躍され、伝統的な葺替え技法と合掌造り家屋の構造を知り尽す「茅葺き名人」です。既に職人としての現役は退いておられますが、現在は合掌造り家屋のミニチュア模型の製作活動により、合掌造り家屋や世界遺産の保存継承に貢献されています。今まで手がけられた合掌模型は十数個に及び、それぞれその製作依頼者に手渡され、遠くは東京や神奈川、さらには海を越えた台湾でもその姿を見ることができるそうです。
当課で展示中の模型は、世界遺産の菅沼合掌造り集落の上流に位置する楮集落にあった、ご自身の生家のかつての姿を約1/35スケールで精巧に再現したものです。小林さんの父親の代(明治末期〜大正初期頃)に、隣の成出集落から移築されてきたもので、当時の合掌造り家屋の形態を伝える貴重な資料となっています。
無期限で当課カウンターに展示しておりますので、城端庁舎にお越しの際は、是非ご覧になってください。
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