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情報発信元:南砺で暮らしません課
南砺市内の小中学校では「ふるさとを誇りに思い、未来を切り拓く なんとっ子」の育成を目指し、総合的な学習の時間の充実に取り組んでいます。今年度は井波小学校の6年生と福光中学校の1年生がその学習の成果を提言としてまとめ、田中市長の前で発表しました。
福光中学校では「郷土に生きる〜南砺市のこれからを考える〜」をテーマに、5月下旬から行政センター職員による出前講座やインターネットでの情報収集、現地調査などを通してまとめた18グループの提案の中から、代表の8グループが1月15日(火)に田中市長に向けて発表しました。
福光の名物であるどじょう料理に着目したグループは、市内で食べられているどじょうは県外産のものがほとんどであること、大量に販売しないと売り上げが少ないことなどを挙げ、どじょうの養殖施設を作って南砺市産どじょうの生産量を増やし、蒲焼や唐揚げなど以外のパイやせんべいなどの新しいどじょう料理を普及させて販売量も増やし、どじょうを使って南砺市をPRすることを提案していました。
17日(木)には井波小学校6年生の代表12名が、ふるさと学習の時間に、地域の活性化などについて調べたことや体験したこと、彫刻のまち・井波が日本遺産に認定されたことを記念して行われた日本遺産プロデューサーの生駒芳子さんの講演会で学んだことなどを元に考えた3つの提言、「まちをふるさとの産業でいっぱいにする」「まちの施設で交流できるアイデアを募集し、実現する」「ふるさとのPRを行い、都会や外国との交流をすすめる」を田中市長に向けて発表し、「私たちが引き継ぐ未来までの間、ふるさと南砺市、井波のためによろしくお願いします」と結びました。
田中市長は児童・生徒の発表を受けて、それぞれの提言についての感想や全国での先行事例、思いついたアイデアなどを紹介し、福光中学校では「これからも様々な機会に皆さんのアイデアを聞かせてほしい」、井波小学校では「実現することが難しいと思うようなことも、イメージして実現に向けてスタートさせてないと何も始まりません。イメージすることから始めてみましょう!」と呼びかけ、それぞれの提言を関係部署に伝え、市の事業に活かしていくことを約束していました。
福光中学校1年生8グループの提言
・和紙を利用した目にやさしい照明器具を販売しよう
・南砺市をどじょうで盛り上げよう
・南砺市に大型映像装置を設置して、商店街をPRしよう
・南砺市の水を売れ筋商品にしよう
・子ども向けスタンプラリーをつくって、家族で南砺市を巡ってもらおう
・南砺市の空き家を有効活用使用〜学習・観光について〜
・無人ロボットを作って、農作業を効率的に進めよう
・ごみ出しで困っていることを解決しよう
井波小学校6年生の提言
・まちをふるさとの産業でいっぱいにする
市の伝統工芸品や地元作家の作品などを市や地元企業が積極的に使うことで、魅力あふれる市になり、伝統工芸の担い手増加や、PR効果により市外からの注文も増え、市の産業の活性化につながる。
・まちの施設で交流できるアイデアを募集し、実現する
市内にある多くの施設を活用するため、アイデアを募集して人の交流を盛んにし、南砺市全体に活気をもたらす。
・ふるさとのPRを行い、都会や外国との交流をすすめる
南砺市の美しい自然や伝統技術などを磨き上げ発信することで、都会や海外の人にも楽しんでもらえるまちを作る。
問い合わせ先 |
教育総務課 電話番号 0763-23-2012 |
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