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情報発信元:情報政策課
8月23日(月)、南砺市が実施する「南砺市民藝調査報告書」の策定に関する検討を行う南砺市民藝調査委員会の初会合が南砺市役所別館3階の大ホールで開催されました。
思想家の柳宗悦が中心となって提唱した民藝運動。名もなき職人の手から生み出された日常の生活道具を「民藝(民衆的工芸)」と名付け、各地の風土から生まれ、生活に根ざした民藝には用に即した「健全な美」が宿っていると、新しい「美の見方」や「美の価値観」を提唱しました。
棟方志功が福光地域に疎開し、創作活動を行っていたことから、棟方が生涯の師と仰いだ柳宗悦をはじめとした多くの民藝活動家などが南砺市を訪れています。今回策定される報告書では、民藝の歴史やその特色とともに南砺との関わりや関連資産について調査し、今後の地域づくりや魅力発信につなげるものです。
会議では委員長に鈴木大拙館の木村宣彰館長、副委員長に日本民藝協会の太田浩史理事を選任し、今後のスケジュールや調査の方向性などについて確認が行われました。
報告書は年度内にまとめられる予定です。
問い合わせ先 |
文化・世界遺産課 電話番号 0763-23-2014 |
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