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棟方志功の顕彰記念碑建立

JR福光駅前に、独自の水墨画描法を編み出した棟方志功の功績を称える石碑完成。

情報発信元:政策推進課

棟方志功の顕彰記念碑建立の画像
棟方志功顕彰石碑除幕

 平成20年6月17日(火)、JR福光駅前のロータリー公園に、独自の水墨画描法を編み出した棟方志功の功績を称える石碑が建立され、南砺ロータリークラブ会員や、棟方志功の二女小泉ちよゑさんらが出席して除幕式が行われました。

棟方志功の顕彰記念碑建立の画像
石碑(正面)

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棟方志功の二女小泉ちよゑさん

 棟方の功績を福光地域の街おこしにつなげようと、福光商工会(西村亮彦会長)が建立を企画したもので、南砺ロータリークラブ(谷村信之会長)創立40周年記念事業から、150万円の寄附を受けて制作されました。
 石碑は、高さ1.8m、幅3.0m、重さ約4.3tの安山岩。棟方が愛した桑山に似ており、小矢部川上流から運ばれました。正面には、棟方と交流のあった作家谷崎潤一郎の題字で、「棟方志功躅飛飛沫隈暈描法發祥之處(ちょくひひまつわいうんびょうほうはっしょうのところ)」と刻まれています。
 式では、西村会長が、「ようやく棟方先生の遺志に応えることができました」とあいさつ。出席者全員で、棟方が作歌した「桑山も」を斉唱しました。また、棟方の二女小泉ちよゑさんが、「父は晴男でした。このような好天に恵まれ、喜んでいると思います」とあいさつ。福光疎開時代や、父棟方の思い出についてスピーチされました。

<棟方志功の編み出した躅飛飛沫隈暈描法とは>
 墨を含んだ水を勢いよくかけ、飛まつによる”にじみ”と”ぼかし”の効果を生かした「倭画(やまとが)」の技法。棟方は、この描法を用い、昭和19年に襖絵「華厳松(光徳寺所蔵)」を、昭和21年には屏風「松柏図(福光美術館蔵)」を描いています。
 棟方は、生前、「偉くなったら福光駅前に『躅飛飛沫隈暈描法發祥之處』と刻まれた大きな碑を建てたい」と語っていたことから、今回その願いが叶ったことになります。

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  • 最終更新日:2020年4月10日(金曜日) 14時06分
  • ID:2-24-22277-4651
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