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南相馬市での災害支援「現地レポート3」

遺失物の管理・引渡し業務を行っている「南相馬市馬事公苑」にて

情報発信元:総務課

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遺失物管理・引渡し会場

 東日本大震災の発生後、南砺市が全面支援を継続している福島県南相馬市。その活動内容や派遣隊員の所感などを現地からレポートしています。

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思い出の品を探す被災者の方々

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一時帰宅のため集合する方々

 南相馬市で津波被害遺失物を展示しているのは、市街中心部にある「栄町柔剣道場」と、市街地から離れ、福島県浪江町に近い「南相馬市馬事公苑」の2箇所です。派遣隊員は、「南相馬市馬事公苑」で遺失物の管理・引渡し業務を行っています。
 ここに展示してあるのは、南相馬市の小高区(旧小高町)全域と、原町区(旧原町市)のうち小沢区と小浜区で見つかった遺失物です。大阪府や広島県など、全国から集まったボランティアの方が丁寧に洗浄されました。
 展示には、馬事公苑内の車庫(器具庫)を使用し、遺失物を位牌、写真、楽器、ランドセル等に区分。さらに、持ち主の判明したものとそうでないものとに仕分けています。
 多い時は、一日で90名近い被災者の方が来場されます。思い出の品が見つかると、住所・氏名を記入してもらい、免許証等でご本人と確認してから引渡しを行っています。

 馬事公苑は、福島第一原発から半径20キロ圏内の”警戒区域”に近く(原発から約21キロ)、広大な駐車場が整備されていることから、南相馬市と浪江町内の警戒区域に一時帰宅される方の出発地点となっています。
 大型バスや自家用車で各避難所から集まった方が、防護服に着替え、マイクロバスに乗り換えて出発する姿が見受けられました。

 福島第一原発から近いこともあって、放射線被ばくが心配されますが、勤務時間中(午前9時〜午後4時)の被ばく量は4マイクロシーベルト程度で、健康被害が心配されるものではありません。
 それでも派遣隊員は、放射線に対する備えを怠らないため、常にマスク姿で勤務しています。

<遺失物の展示について>
会 場:南相馬市馬事公苑車庫(福島県南相馬市原町区片倉字畔原4−1)
期 間:5月25日(水曜日)〜当分の間(土・日・祝日も展示)
時 間:午前9時〜午後4時

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電話番号 0763-23-2003
FAX番号 0763-22-1114
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  • 最終更新日:2011年6月30日(木曜日) 15時36分
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