参加報告に訪れた石原さん（右）

　７月１８日（水）から、タイ国ウボン・ラチャタニー県で開催された「国際キャンドルカービングコンテスト２０１２」。８月６日（月曜日）、彫刻師の石原良則さん（坪野）が、中山副市長に参加報告をしました。

　タイの伝統文化の保護と海外発信、技術開発の目的に開催された同コンテスト。ドイツ・台湾・アルゼンチンなど、９カ国９名の作家が出場し、石原さんも井波彫刻の技を世界に発信しました。
　石原さんは、高さ３ｍの巨大蜜蝋で「不動明王」を制作。作品には、「震災を乗り越え強い気持ちを持ってほしい･･･」との願いが込められているそうです。中山副市長から「木とキャンドルでは違いがありますか？」と聞かれると、石原さんは「柔らかく彫りやすかったのですが、暑さで溶けてきて傾くのに苦労しました」と答えました。
　タイでの貴重な経験が、今後の彫刻活動に活かされるといいですね！

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