かいがいしく稲を刈る早乙女たち

　９月２２日（土曜日）、井波地域で越中一宮高瀬神社献穀田抜穂祭が開催され、農業従事者や地元住民約５０名が見守るなか、早乙女姿の少女がコシヒカリの稲を刈り取りました。

　井波地域中核農業士協議会（池田喜昭会長）が毎年行っている同祭礼。５月中旬、奉耕者である西村精志さんがお住まいの坪野地内で御田植祭が行われ、みのりの秋を迎えたこの日の稲穂は黄金色に輝いていました。
　厳粛な雰囲気のなか神事が執り行なわれ、鎌を手にした中学生から社会人までの５人の早乙女たちは、約２５平米の献穀田に入り丁寧に稲を刈り取りました。なお、収穫されたお米は、１０月の伊勢神宮で行われる神嘗祭（かんなめさい）と、１１月に高瀬神社で行われる新嘗祭（にいなめさい）に奉納されます。

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