谷崎テトラさん(左)と田中市長
9月19日(金)、城端伝統芸能会館「じょうはな座」において、放送作家で様々なソーシャルアクトの発起人としても有名な谷崎テトラさんをコーディネーターに招いて「ソーシャルシネマダイアログin南砺」が開催されました。
第1回の上映映画は『幸せの経済学』
様々なソーシャルアクトに携わる放送作家 谷崎テトラさん
「環境」や「食」、「農」、「地域経済」などの社会的課題をテーマとした映画(ソーシャルシネマ)を上映し、鑑賞後に内容の解説とテーマ課題を掘り下げる対話(ダイアログ)の場を設けることにより、課題に対する知識や意識を深めることを目指す「ソーシャルシネマ・ダイアログ」。エコビレッジ構想が目指す小さな循環による自然共生・地域循環型社会の実現に向け、気付きと繋がりが生まれるきっかけの場をつくることも目的の一つとしてあげられます。
第1回となる今回は、ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ監督によるドキュメンタリー映画『幸せの経済学』が上映されました。グローバリゼーションの波に飲まれ、急激な消費文化の拡大に翻弄されるインドのラダック地方の人々の姿を追いながら、グローバリゼーションがもたらす深刻な問題として「不幸」、「不安」、「自然資源の消費」、「気候の激変」、「生活の破綻」、「対立・紛争」、「誤った会計」などをあげ、その解決の糸口として、地域がそもそも持っていた豊かさを活かしたローカリゼーションについて探る内容。上映後は、田中市長と谷崎さんが映画の解説を行い、テーマを掘り下げ、市が進めるエコビレッジ構想との関連などについて話されたあと、会場の皆さんとともに映画の内容や感想、そこから感じた課題、それらを南砺でどのように活かすかなどについて意見交換が行われました。
「ソーシャルシネマダイアログin南砺」は今回に続いて10月15日(水)と11月20日(木)にも開催されます。是非、足をお運びになり、新たな知識や意識をもたらす貴重な時間をともに過ごし、気づきと繋がりが生まれる素敵な時間を共有してみませんか。
問い合わせ先 |
エコビレッジ推進課 電話番号 0763-23-2050 |
---|
南砺で暮らしません課