城端線の利用活性化に関する提言書を提出

　1月20日(火)、南砺の城端線を活かす会の古瀬正嗣会長と呉西地区公共交通再生研究会の安田賢治会長らが福野庁舎の市長室に訪れ､昨年11月に実施されたアンケートをもとに､取りまとめた城端線の利用活性化に関する提言書を田中市長に手渡しました。

　提言書の内容は下記の5項目。
1 城端線から北陸新幹線の東京行き始発電車を利用する場合には､沿線市の住民が等しく利便性を享受できるよう､城端駅始発となるよう､JR等関係当局に強く要請されること。
2 北陸新幹線開業に伴い､南砺市内各駅の観光案内所の充実と再整備を図るとともに､特に県外観光客が多くなると予想される､土･日･祝日営業の対応を関係機関等に要請されること。
3 福野駅周辺の整備について
(1) 現駐車場とJAとなみ野農協敷地等を含む区域での駐車場の再整備
(2) 井波･井口地域からの利用をも考慮した､駅東側地区での駐車場の整備とあわせて駅東乗降口の開設
(3) 福野駅舎内にある観光案内所の改装と内容の充実
4 福光駅周辺の整備について
(1) 駅東側における駐車場の充実(40〜50台規模)
(2) 駅舎内の売店の復活
5 城端駅周辺の整備について
(1) 駅南東側の敷地を利用した駐車場の整備(30台規模)
(2) 駅前ロータリー化等の再整備
　提言を受けた田中市長からは､｢利用者の皆さんがパークアンドライド方式導入への理解を示してくださっていることが分かるアンケート資料ならびにご提言をいただき､前向きに取り組んで参りたいと思います。皆さんのご尽力により､年々城端線利用者が増えてきているところであり､新幹線開業効果で､さらに利用者の拡大ならびに利活用促進を図り､城端線存続への強い意志を示していきたい。｣と感謝の意を表するとともに､今後に向けた意気込みが語られました。

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