策定委員会メンバーから田中市長へ実施計画が手渡されました
3月16日(金)、南砺市文化芸術振興実施計画策定委員会の伊藤裕夫委員長と川合声一副委員長をはじめ、同委員会ワーキンググループ3部会の代表者、アドバイザーの島添貴美子富山大学芸術文化学部准教授が福野庁舎を訪問。昨年6月から策定に取り組まれてきた南砺市文化芸術振興実施計画の完成を田中市長に報告しました。
伊藤委員長が計画の概要を説明
ワーキンググループでの検討経緯の説明
委員の皆さんの熱い思いに触れた有意義な時間
盛り上がる歓談
昨年度末(平成28年3月)に、【「結(合力)」の力を「結ぶ力(ネットワーク)」に】を基本方針に策定された南砺市文化芸術振興基本計画。その基本計画で示された方向性に沿う具体的な事業施策が盛り込まれ、このたび完成した南砺市文化芸術振興実施計画は、市民が参画する事業の立案、既存事業との連携、自然発生的な文化芸術振興のための環境整備の3点を基本方針に、市民が創り上げる(日常的な)文化芸術の再評価、市内の文化芸術団体同士のネットワーク構築、文化芸術活動のイニシアチブを執るリーダーの育成・人材発掘、従来の地縁的な「結」に変わる「新しい結」の創生、文化芸術の下地を支える地域コミュニティの振興の4つを基本目標とした43事業が明記されています。各事業の実施時期は、短期・中期・長期・継続の4つに分類され、実施期間ごとに成果指標が設定されています。
伊藤委員長から「多くの方々の思いや意見を反映した南砺市の新たな結の原点となる計画ができました」との言葉と共に実施計画を受け取り、策定委3部会の代表者から計画策定の経過、島添先生から本計画に込められた思いや市の現状などについて説明を受けた田中市長は「市内の多様な文化を持ち寄って議論したのは今回が初めてではないかと思う。互いについて知り合う貴重な機会となり、若い方々の意見も汲まれた文化芸術創造都市南砺の『ど真ん中』となる計画が生まれたことは本当にありがたく、今後も引き続きご意見やご指導をよろしくお願いしたい」と感謝の意を表すとともに、今後の計画実施への協力が呼び掛けられました。
問い合わせ先 |
文化・世界遺産課 電話番号 0763-23-2014 |
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南砺で暮らしません課