城端線開通120年記念事業の伊藤敏博さんライブ

　7月30日(日)、城端駅周辺でひまわりフェスが開催され､城端線開通120年記念事業として開催された元国鉄職員で城端線の車掌も勤めていたシンガーソングライター伊藤敏博氏によるライブや城端駅での鉄道ジオラマ展示などとあわせて､大勢の来場者で賑わいました。

　城端線開通120年記念事業として行われた､伊藤敏博さんによるライブは､富山弁を歌詞に盛り込んだ高原兄さんとのコラボ作｢ワライ｣から名曲｢サヨナラ模様｣など耳なじみのある楽曲とともに､シンガーデビュー後も城端線などで車掌を続け｢車掌さん歌手｣として注目を集めた自身の経歴や､城端線に車掌として乗務していた際のエピソードをユーモアたっぷりに披露し､歌とトークでおくる一粒で二度美味しい伊藤さんならではのライブアクトで会場を沸かせました。
　また､8月下旬開催のスキヤキ･ミーツ･ザ･ワールドから午前中にはブラジル打楽器のマラカトゥ､午後には韓国伝統のサラマレクムの市民楽団グループと年々仲間が増えて迫力を増している巨大人形隊によるプレイベントが行われたほか､チンドンや五箇山塩硝鉄砲隊の演舞､警察音楽隊演奏会､さらに｢南砺の歌姫｣林道美有紀さんによるライブと豪華ラインナップが次々とパフォーマンスを披露。
　がやアイス､たこ焼き､手打ちそば､ブラックカレー､かき氷など豊富なメニューが軒を連ねた飲食ブースも好評で､午前10時のオープニングからイベント終了まで会場内は終始大勢の来場者の笑顔で溢れていました。
城端駅内でも開通120年記念事業として有志による鉄道ジオラマの展示が行われ､精巧な城端駅周辺のジオラマに少年少女たちが食い入るように魅入っていました。