実に見事な総勢170人参加のパレード
9月16日(土)から始まった城端むぎや祭の2日目・最終日、朝から台風の影響による悪天候が心配されたものの、地元住民や大勢の観光客の祈りが天に通じ時折パラつく程度の降雨で持ちこたえ、止む無く中止となった城端駅前での街並み踊り以外は、ほぼ予定通り全日程を消化することができました。
じょうはな庵の前で「ゲリラむぎや」披露
大勢の観光客が加わった総踊り
西町通りを埋め尽くす大きな踊りの輪
新潟大学都市計画研究室の皆さんによる「灯りの小径」
当初、雨が予想されていた日没後になってもさほどの降雨がなく、午後7時20分頃からは婦人会城端地域連絡会をはじめ花筏、城端水車の会、北陸銀行の女性行員らの皆さんに、今年初参加の女性グループ「笠舞乱華」の皆さんも加わった総勢170人によるパレードがスタート。出丸町から西町、善徳寺前を麦屋節にあわせて踊り練り歩く大行列は見事の一言。一糸乱れぬ所作と整然とした佇まいに大観衆が惚れ惚れと見入りました。
また、パレードと総踊りの合間には、「じょうはな庵」の前で「南砺の歌姫」林道美有紀さんや城端蒔絵小原治五右衛門十六世の小原好喬さんら有志グループがゲリラライブを敢行。古き良き町家の風情を今に伝えるじょうはな庵の前で、林道さんの美声と生演奏にのせて展開される素晴らしいパフォーマンスが大勢の観光客を魅了しました。
城端むぎや祭のラストを飾ったのは恒例の総踊り。参加希望者には笠が貸し出され、地方による演奏が始まると、一人また一人と踊りの輪に加わり、西町通りを埋めるほどの大きな輪となり、参加者はそれぞれ思い思いに麦屋節の響きに身をゆだね感じるままに身体を動かしながら城端むぎや祭最終日の夜を心行くまで堪能されました。
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南砺市観光協会 電話番号 0763-62-1201 |
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