南砺市(なんとし)

道の駅「たいら」を拠点とした自動運転サービス実証実験開始式

中山間地における人流・物流の確保と新たな観光の流れの創出を目指して

道の駅「たいら」を拠点とした自動運転サービス実証実験開始式の画像
道の駅「たいら」を拠点とした自動運転サービス実証実験開始式

 11月26日(日)、道の駅「たいら」を拠点とした自動運転サービス実証実験開始式が執り行われ、田中市長をはじめ、来賓、関係機関、地元住民の皆さまなど多数の参列者が参加し、30日(木)まで5日間にわたって実施される実証実験の開始を祝いました。

道の駅「たいら」を拠点とした自動運転サービス実証実験開始式の画像
参列者による試乗体験

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ゆっくりとハンドルが自動でまわっていきます

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公道での実証実験スタート

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下梨付近を快走する実験車両

 国土交通省が実施中の自動運転サービス実証実験。中山間地の人流・物流の確保を目指し道の駅などを拠点とした2020年までの社会実装を目指して全国13カ所で実施される本事業について、南砺市では、全国で8カ所が選定された「ビジネスモデル検討公募型」の実証実験として、世界遺産相倉合掌造り集落と道の駅などの地域拠点をつなぐことで新たな観光の流れの創出に向けた検討が行われます。
 開始式では、田中市長が「世界遺産と優れた伝統工芸である和紙があり年間70から80万人の観光客が訪れる五箇山で、地域住民の豊かで幸せな暮らしを担保するための公共交通網の確保は大変重要な課題。観光客も外国人個人旅行者など多様化が進む中で、今回の実証実験の実施は新たな可能性を示すもの。世界一の日本の技術力が中山間地を発展させることを期待したい」と挨拶。さらに橘慶一郎衆議院議員、野上浩太郎参議院議員、堂故茂参議院議員から祝辞が述べられたのち、国土交通省による実験の趣旨説明と概要が説明され、さらに実験車両を開発したアイサンテクノロジー株式会社による車両説明が行われ、今回の実験にあたっての感謝の言葉が道の駅「たいら」の野原武次駅長から述べられました。
 引き続いて、参列された来賓の皆さんによるテープカットが実施され、橘衆議院議員と田中市長が実験車両に乗り込み試乗体験をスタート。順次来賓や関係者が試乗し、自動運転車両の順調な運行状況を確認しました。
 午後2時45分からは道の駅「たいら」周辺在住の高校生をモニターとして道の駅「たいら」と平行政センター間を往復する自動運転サービスの実証実験が行われました。公道での乗車を一番最初に体験したのは南砺平高校3年生の横山翔馬くんと平本優香さん。降車後、報道陣からの質問に応じて「自動運転ということで最初は不安に思いましたが、実際に乗ってみると安定した速度でカーブの多い山道も安心して乗車できました」、「今回の実験で、高齢者や私たち学生だけでなく、若い人たちも公共交通に興味を持ってくれると思います」、「自動運転で地域内を巡回すれば地域の人だけでなく観光客の利便性も上がるので地域の発展につながると思います」と自動運転サービスの社会実装に大きな期待を寄せました。
 今回の実証実験では、道路交通・地域環境・コスト・社会受容性・地域への効果などが検証されます。30日(木)までの期間中は道の駅「たいら」と世界遺産相倉合掌造り集落とを結ぶ往復16kmの行程を7〜10便運行される予定です。実験車両は安全運転速度で巡行しておりますのでご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。

関連リンク

  • 道の駅「たいら」における 自動運転サービス実証実験  (http://www.city.nanto.toyama.jp/cms-sypher/www/info/detail.jsp?id=18835)

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