いのくち椿館で南砺市「やっとること発表会」開催
3月11日(日)、いのくち椿館で南砺市「やっとること発表会」が開催され、市内でさまざまな地域課題に対して幅広い活動に取り組む団体・個人、地域おこし協力隊の発表が行われ、各地域から来場された約150人の参加者が興味深く耳を傾けました。
さまざまな活動に取り組む団体・個人の活動発表
興味深い内容に来場者も興味津々で耳を傾けます
いのくち椿館ホールは満員御礼状態の盛況ぶり
任期を終える地域おこし協力隊の活動報告もありました
人口減少や少子高齢化など多様な地域課題と向き合い、市内でさまざまな活動に取り組む団体・個人の皆さんの活動発表機会を設けることで、その内容に興味を持ち、新たな気づきや活動につながる契機となることを目的に毎年開催されている「やっとること発表会」。
まず、プロローグとして、先にまとめられた小規模多機能自治市民会議の提言の概要説明を皮切りに、城端地域の大鋸屋地区自治振興会での「村づくり計画」策定に係る検討委員会の活動や村づくりアンケート内容を紹介。
さらに、新しい介護予防・日常生活支援総合事業の通所型サービスB事業所「大鋸屋ひらすんま会」、福野地域で子育てボランティア活動に取り組む「だれでもハウス“めぐみ”」の木下三喜子さん、金沢から福光に移住され耕作放棄地を活用した自然栽培での新規就農で美味しいトマト作りを目指す粟野秀さん、7年前の結婚を機に世界遺産相倉合掌造り集落に移り住み地元の価値の発見・活用・発信に取り組む中島仁司さんによる活動発表。また、今月末で任期を全うする地域おこし協力隊の中島絵梨子隊員、井上浩延隊員による活動報告が行われました。
閉会にあたり田中市長は「さまざまな活動が市内で広がっていることを嬉しく思うと共に、次へとつながるイメージがふくらみました。本日の発表の中から得たイメージを各地域でさらに広げていきましょう。『難題の有る人生は有り難い人生、難題の無い人生は無難な人生』地域課題を解決したいという思いが、人口は減っても住みよい地域づくりに広がりつながっていきます」と熱い思いを語りました。
今回の発表会では、地域の課題に正面から向き合い、地元の魅力や長所を活用することで活動の幅を広げている先進的な活動の数々に耳を傾けた来場者の皆さんが、聞きたいことや疑問、アドバイスなどを会場内の各テーブルに用意された付箋に書き込まれました。たくさん寄せられた書き込み内容への回答は、とりまとめの上、後日ホームページ上で公表いたします。
問い合わせ先 |
南砺で暮らしません課 協働のまちづくり係 電話番号 0763-23-2037 |
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南砺で暮らしません課