4年ぶりの通常開催となった福野夜高祭
5月1日(月)、2日(火)に福野神明社春季祭礼の宵祭り・福野夜高祭、3日(水)に本祭となる曳山と屋台の巡行が行われ、4年ぶりに観光客を受け入れて通常開催とした福野夜高祭には、県内外から多くの来場者が訪れ、勇壮優美な行燈を堪能しました。
激しい引き合い(けんか)で観客を魅了
本祭の曳山巡行
福野夜高祭は、1日の午後6時過ぎに横町、御蔵町、上町、七津屋、辰巳町、浦町、当番裁許である新町の全7町の大中小あわせて計20基の夜高行燈が福野中心部の通称「銀行四つ角」に集結し、「ヨイヤサー」の掛け声とともに、各町内に繰り出しました。
2日は、各町内を練りまわった後、午後10時過ぎに各町の大行燈が引き合い(けんか)のため上町通りに集結。各町の裁許が行燈の位置などを確認し、準備が整った午後11時30分過ぎ。待ち構える下り行燈の辰巳町・浦町・横町と、その横を進む登り行燈の新町・上町・七津屋がすれ違うと、若衆らが勢いよく相手の行燈に向かって飛びかかり、激しい引き合いが始まりました。互いの行燈を壊し合う熱気ある姿に、観客からは大きな歓声があがりました。
また3日の曳山・屋台巡行は午前10時に「銀行四つ角」に新町、浦町・辰巳町、横町、上町・七津屋の曳山4基が集まり、出発式が行われました。出発式には庵唄も演奏され、当番町の新町を先頭に車輪をきしませながら福野神明社へと向かい、各町内を巡行しました。
情報政策課