ユネスコ無形文化遺産登録後はじめての城端曳山祭が開幕
じょうはな座で獅子舞、お着儀、浦安の舞、城端賛歌、各町若連中が庵唄を奉納
曳山会館前で城端小4年生児童が城端賛歌を合唱 |
南町の獅子舞奉納 |
優雅な浦安の舞い |
5月4日(木・祝)、約300年の伝統を誇り昨年ユネスコの無形文化遺産に登録された城端曳山祭が宵祭でいよいよ開幕。御旅所のじょうはな座ステージに移された3基の御神輿の前で、獅子舞、お着儀、巫女神楽「浦安の舞」、城端曳山祭賛歌「城端祭」、6町若連中による庵唄が奉納されました。
優雅な庵屋台と若連中による哀調の庵唄、華麗な曳山行列で越中の小京都、城端の街を優雅に彩る城端曳山祭。5日の曳山巡行を前に、御旅所のじょうはな座に移された御神輿の前で、勇壮な獅子舞が奉納されました。獅子舞に続いてお着儀がしめやかに執り行われたのち4名の巫女による神楽「浦安の舞」が優雅に舞われ、城端小学校4年生の児童82名による城端曳山祭賛歌「城端祭」の元気な合唱に大勢の観客から大きな拍手が送られました。続いて今年の一番山である西上町「竹田山」の若連中「恵友会」による庵唄「手鏡に」を皮切りに、二番山「東耀山」・東下町「宝槌会」の「五月雨」、三番山「唐子山」・出丸町「布袋同志会」の「橘」、四番山「諫鼓山」・西下町「諫鼓共和会」の「萩桔梗」、五番山「鶴舞山」・東上町「松声会」の「宇治茶」、六番山「千枚分銅山」・大工町「冠友会」の「辰巳」の順で、優雅な庵唄がしっとりと歌い上げられました。
同様に曳山会館の前でも獅子舞、浦安の舞、城端賛歌、庵唄の合同披露が行われ、全国山・鉾・屋台保存会連合会総会の参加された全国各地の会員の皆さんも城端曳山祭の宵祭を存分に堪能。いよいよ明日に迫ったユネスコ無形文化遺産登録後初となる曳山巡行に向けて大いに盛り上がりました。5日は午前8時30分から神輿・傘鉾行列が御旅所であるじょうはな座を出発。午前9時30分頃には城端別院善徳寺前に6台の曳山と庵屋台が集合し、神輿・傘鉾・剱鉾・曳山の順に巡行を開始します。
問い合わせ先
名前 | 城端観光案内所 |
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電話番号 | 0763-62-1821 |