ねつおくりまつり

　土用の入りから三日目（土用の三番）の２１日（木）、福光地域荒木地区では、五穀豊穣を祈る奇習「ねつおくりまつり」が行われ、荒木地区の児童約１００名が、「熱送るば〜い！」と囃しながら笹竹で稲の穂先を払って回りました。

　”熱送り”とは、稲の穂先が出てくるこの時期、イモチ病などの稲の病害虫を防ぐため江戸時代から続いている農家の行事です。近年は廃れてきた”熱送り”ですが、荒木地区では昔ながらの形で行われており、稲の害虫を防ぐ神様「ジジ・ババ」を乗せた「荒木丸」を担ぎ、熱送り太鼓の勇壮な響きと共に地区内を回りました。
　午後１時から、気温３０℃を軽く超える暑さの中、地区内約６kmの道のりを歩いた参加者のみなさん。この苦労のおかげで、今年も豊作が期待できそうですね！


　福光地域では、２１日（木）〜２４日（日）まで、南砺市誕生記念「福光ねつおくり七夕祭り」開催されます。「民謡街流し」や「子供みこしオンパレード」、「よさこいロード」に「土用のサンバ」など面白イベントが盛りだくさんとなっています。みなさん是非お越しください！
※詳しくは関連リンクをご覧ください。

• 福光ねつおくり七夕祭り

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