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開催日時 | 2006年2月4日(土曜日)〜2006年2月5日(日曜日) |
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情報発信元:政策推進課
井波木彫りの里を会場に開催される、雪と氷の祭典「雪国祭アイスフェス2006」。
南砺市の特産品をふんだんに取り入れた「なんと、あったか鍋」をはじめ、「食いだおれ横丁」には、里芋の田楽やラーメン・そばなど、南砺の味覚が一同に介します。限定販売される「コロちゃん弁当」もお奨めです。
また、伝統工芸・井波彫刻の職人たちが作成する今年の干支(戌)の大雪像も楽しみのひとつです。
<寺社大工が育んだ井波彫刻>
井波彫刻の起源は、井波の中心に位置する浄土真宗の古刹・瑞泉寺に由来します。瑞泉寺は、明徳元年(1390年)、本願寺5代綽如上人(しゃくにょ)が京都本願寺の別院として創建しました。しかし、天正9年(1581年)の一向一揆の戦乱による兵火をはじめ、度重なる大火によりその伽藍は消失、再建されてきました。安永3年(1774年)、井波大火後の再建の折、本堂彫刻のため、京都本願寺から御用彫刻師・前川三四郎が派遣され、井波拝領地大工・番匠屋九代七左衛門ら4人が彫刻の技法を本格的に習ったのが井波彫刻の始まりとされています。
以降、江戸時代末期頃まで主に寺社彫刻を中心にその技法を磨いてきましたが、明治時代に入ってからは寺院欄間に工夫をこらした新しい住宅用の欄間を手掛け、獅子頭などの置物にも力が注がれるようになりました。
昭和22年、井波彫刻の発展、技術の継承のため、日本でも類をみない木彫刻だけの訓練校を開設し、後継者の育成につとめてきました。昭和50年、伝統工芸品の指定を受けた井波彫刻は、今も300人を超える匠を抱え、日本一の彫刻の産地としてノミを打つ音が町にこだましています。
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