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文久の大行燈引き回し

約100年ぶりに引き回し

情報発信元:政策推進課

文久の大行燈引き回しの画像

5月1日から始まる福野夜高祭に合わせ、前夜の30日夜、JR福野駅前で、高さ12メートルの「文久の大行燈」の引き回しが行われました。

文久の大行燈引き回しの画像

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 福野夜高祭は、福野神明社を創建するにあたり伊勢神宮へ分霊を勧請したとき、国境の倶利伽羅峠で日が暮れてしまい、それを知った氏子達が手に手に行燈を持って迎えたという故事にならって始まった神事です。
 伝えによると、江戸時代末期の文久年間(1861〜1864)には、高さ12メートル近くの行燈が作られていたとのことですが、明治25年に電信線が張られ、高さが制限されることになりました。明治43年には6メートル92以下に制限され、以降、大行燈は見られなくなっていましたが、平成12年に開町350年を記念して、有志の方が集まり復元され、毎年、展示されていました。昨年、JR福野駅前の県道の電柱が地中化されたのを機に、有志の方々や福野夜高保存会で引き回しが検討されてきました。
 夜まだ暖かい風が残る春の宵、福野駅前には大勢の見物客や引き回しに応募した方が集まり、点灯を待ちました。7時30分、夜空に高々と灯りが灯りました。行燈作成には、大勢のボランティアの方が関わっておられ、自分の塗った箇所の色合いを確かめるようにうなづく姿も見られました。
 広場では、夜高太鼓が鳴り響き、小・中・高学校生徒をはじめ有志の混声合唱曲「夜高幻想」に続き、井波、福光、福野地域のよさこいが元気良く舞われたあと、いよいよ引き回しです。
 老若男女約150名により、「ヨイヤサ、ヨイヤサ」の掛け声ととも大行燈が動くと、大きな拍手と歓声があがり、駅前通り約200メートルを1往復しました。
この引き回しに向けて、軽量化を図り、山車の図案を描かれた上農進さんも、「無事、引き回されて、ほっとした。大勢の方に協力してもらった。」と話されていました。
 「文久の大行燈」は5月2日まで福野駅前に展示されています。

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  • 最終更新日:2020年4月10日(金曜日) 14時06分
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