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70年ぶりに四基、曳山巡行

5月3日、福野神明社春季祭礼曳山

情報発信元:政策推進課

70年ぶりに四基、曳山巡行の画像
四基揃って、神明社へ

上町・七津屋、横町、浦町・辰巳町、新町の四基の曳山が70年ぶりに、揃って曳き廻されました。

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神明社でお祓いを

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曳山の独鈷(きしみの音はここから)

 福野の曳山は、山蔵に残る古文書によると、少なくとも江戸時代末期には曳き廻されていたようです。それぞれの町内には屋台も残されており、鼓・笛・鉦などで囃し、町内を巡回していたということですが、昭和14年の開戦により中断したままになっていました。
 長い間休止していた曳山は傷みの激しい状態でしたが、昭和48年に上町・七津屋が修理して復活させ、続いて横町も再開しました。残された浦町・辰巳町及び新町も昨年から今年春にかけて修繕が行われ、今年、四基揃っての巡行となりました。文化庁のふるさと再興事業の助成を受け、四基揃って市の有形民俗文化財となりました。
 午前10時30分、銀行四つ角に四基が揃い、曳山伝承行事実行委員会杉原満会長、福野曳山保存振興会前川邦之助会長の挨拶、来賓の富山県教育長等の祝辞のあと、テープカットが行われました。上町・七ツ屋、浦町・辰巳町、新町、横町の順で福野神明社へ向かい、神明社でのお祓いのあと、それぞれの町内へ巡行されました。御神輿は午後1時から、氏子の無病息災、商売繁盛を祈って巡幸が行われます。
 宵祭りの「しゃんしゃん」が終わったあと、それぞれの町内へ夜高行燈が戻り、後片付けなどで一睡もしていない若衆もいた様子です。昨夜の法被姿から紋付袴に着替えた裁許達、凛々しい立ち姿が曳山に映えていました。
 祭りが地域の元気の源、郷土の個性ある祭りを伝承したい という熱い思いが伝わる四基揃っての巡行でした。
 *お詫び 曳山の山は、正式には「車」偏に「山」がいります。

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  • 最終更新日:2020年4月10日(金曜日) 14時06分
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