現在の位置:トップ > お知らせ > 「森は海の恋人 〜人の心に木を植える」畠山 重篤 氏を招いて講演会開催
情報発信元:南砺で暮らしません課
10月30日(水)、城端庁舎においてNPO法人 森は海の恋人 理事長 畠山 重篤 氏を講師に招き、山間過疎地域と循環型社会を考える講演会が開催され、約100名の聴講者が、「森は海の恋人運動」についての講演に耳を傾けました。
畠山氏は、国際森林年である昨年2012年に国連本部において世界で5人しかいない国連森林フォーラム(UNFF)の「フォレスト・ヒーローズ」(直訳で「森林の英雄」)を受賞されました。この受賞は、牡蠣養殖業を営む氏が1989年から続けている「森は海の恋人運動」(海の環境を守るための広葉樹植林活動)の功績によるものです。
今回の講演は、漁民である氏がなぜ植樹活動を行う必要があったのかという部分を掘り下げるかたちで始まり、海を豊かにするものは山間部の森林で育まれ川によって海にもたらされる「鉄分」であること、鉄分が豊富な海では魚の餌となるプランクトンが増え自然と魚介類が多く育つ豊かな海になること、日本の海を豊かにしているのはロシアのアムール川の大湿地帯や揚子江などを起源とする鉄分にもあること、とかく迷惑がられる「黄砂」にも鉄分を運ぶ役割があること、最も大事なのはこのような事実や考え方を浸透させる教育であること、「広く」考えることが大事であることなど、次々と語られる興味深い内容に聴講者の皆さんも熱心に聞き入っていました。
問い合わせ先 |
政策推進課 電話番号 0763-23-2002 |
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