参加者全員で記念撮影（山頂にて）

６月５日（日）、平地域では新・日本百名山に選ばれた人形山の山開きが行われました。

　５日早朝、平地域田向の人形山登山口には100台を超える車が集まりました。午前８時、平壮年会の滝本新士会長が、今年一年の安全を祈願。参加者たちは、登山口で行われていた登山道整備協力募金に快く協力し、記念の木礼をさっそくリュックにつけて登って行きました。
　人形山は標高1,726ｍ。登山口（750ｍ）からの標高差が976ｍで、全長約６キロ。登山口から約４キロの地点の宮屋敷（1,601ｍ）までは少し険しい登りがありますが、日帰りで楽しむには絶好の山です。中間地点となる宮屋敷には、真新しい鳥居。これは、昨年秋の台風23号で損壊したものを、平壮年会・平青年団そして南砺総合高校平高校スキー部の部員たち約28名の手によって、一週間前に再建されたものです。真新しい鳥居の前で記念撮影をする登山者たち。それを見守る青年団・壮年会の皆さんの笑顔が印象的でしたね。
　今年は残雪が多く、雪氷のうえも歩きました。登り始めて約３時間、ようやく山頂に到着。残念ながら、この日は深いガスに囲まれて、標高1,700ｍからの眺めを楽しむことは出来ませんでしたが、300人を超える登山者たちは登頂の達成感と美味しい空気を味わいました。
　新・日本百名山は、昨年、カリスマ的人気を誇る登山家で「無名山塾」を主催する岩崎元郎さんが、踏破するためでなくシルバー世代も楽しんで登ることができる山としてあらたに選びなおされました。富山県では、百名山に選ばれている剱岳・立山の他、あらたに朝日岳と人形山が新・百名山に選ばれています。

　＜まめ知識＞　南砺の名山

　　　日本二百名山　　　笈ヶ岳・金剛堂山
　　　日本三百名山　　　人形山・大笠山・大門山・医王山
　　　新・日本百名山　　人形山

　

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