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情報発信元:南砺市地域包括支援センター
見て、触れて、食べて、描いて、体の感覚を使い、脳をイキイキさせる『臨床美術』を介護予防事業「脳の健康教室」を支える学習サポーターさんが体験しました!
南砺市地域包括支援センターでは、平成21年度から認知症の介護予防事業として「脳の健康教室」を実施しております。その教室を支えてくださっている学習サポーターの皆様と『臨床美術』について学びました。
今回のテーマ「にんじん」を描く
絵を描くのが苦手、美術が嫌いという方でも「失敗のない」プログラムになっていました。
まず、にんじんを手にとり、見て(視覚)、触り(触覚)、食べる(味覚・嗅覚)といった体の感覚をすべて使って描くというものでした。
この体験は、ふだん使っていない「右脳」が活性化され、日常生活が豊かになったり、意欲や発想力などが増し、認知症の予防につながると学びました。
また、最後にみんなで作品の『鑑賞会』をしました。臨床美術は、絵を上手に描くための教室ではないので「うまい」「上手」「違う」という表現は使わず、ひとつひとつの作品から感じる良さやパワー、イメージなどを伝える鑑賞会でした。認知症の方への声かけも、相手を否定せず、その人を受け入れ、良いところに気づき、前向きな声かけを行うことで安心されると言われています。
今回の学びを市の認知症予防に活かしていきたいと思います。
1日 時:平成26年2月26日(水) 午前10時〜12時
2場 所:井口社会福祉センター 2階 大ホール
3対象者:介護予防事業「脳の健康教室」学習サポーター他 20名
4内 容:講義・実技講習
「認知症予防のための臨床美術教室」
5講 師:富山福祉短期大学 北澤 晃 学長
<臨床美術とは>
独自のアートプログラムにそって創作活動することにより脳機能が活性化し、認知症の症状が改善されることを目的として開発されました。
現在では、
★介護予防事業など認知症の予防
★発達が気になる子どもへのケア
★小学校の授業「総合的な学習の時間」
★社会人向けのメンタルヘルスケア
など多方面で取り入れられています。
(日本臨床美術協会HPより)
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