出前市長室の模様

　2月27日(木)、福光行政センターにおいて、「出前市長室」が開催され、参加された地元住民の皆さんから市政全般に関する貴重なご提言をいただきました。

　開会に先立ち、田中市長が「今年度開始した出前市長室も今回の福光で8回目、最後の開催地域になります。3月補正予算には27億円を計上し、累計409億円で過去最大となりました。来年度以降に向けての基金積立に20億円以上を計上しています。南砺市の起債残高ならびに実質公債費比率は県内自治体の中でもいい比率で推移しています。高齢化率が33％以上と全国平均よりも高い南砺市では、地域包括医療ケア体制の推進ならびに子育て支援の拡充は喫緊の課題です。そこで新年度予算では、保育料の第3子以降無料化や中学生通院の１割負担などを盛り込み、子育て支援の充実に取り組んでいきます。5年後･10年後を見据えて事業を推進していく中で、地元の皆さんの率直な提言を受けたく思っています。どうぞよろしくお願いします。」とあいさつ。続いて受付順に行われたご提言は、新幹線開業に向けての空き家の活用策、城端線に関するイベント等の実施による利用者増対策、観光農園・文化財・野菜づくり、果樹などを総合的に活かすまちづくり策、声楽サマーセミナーで培われ育まれたネットワークの活用と将来の展望、雨天時ならびに休日に親子連れが遊びに行ける施設の設置など、多岐にわたるものでした。それぞれのご提言について、市長と質問者さらに参列者も交え、その場で活発な意見交換が行われました。
　詳細については後日、受付記録簿を公開させていただきますのでそちらをご覧ください。

　来年度も引き続き「出前市長室」を開催する予定です。日程等についての詳細は、広報なんと４月号でご案内させていただきます。

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問い合わせ先	市民協働課広報係 電話番号　0763-23-2036

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