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富山第一高等学校サッカー部 大塚 一朗 監督と語る会 開催

劇的な逆転劇を可能にした選手たちの自主性を育む指導法を探る

情報発信元:南砺で暮らしません課

富山第一高等学校サッカー部 大塚 一朗 監督と語る会 開催の画像
木下館長との対談形式で行われた講習会

 3月1日(土)、福光福祉会館で福光スポーツクラブ主催のスポーツ指導者講習会「富山第一高等学校サッカー部 大塚 一朗 監督と語る会」が開催され、スポーツ指導者やサッカー協会関係者ならびに学校教諭に一般聴講希望者など約100名が参加し、大塚監督の興味深いお話に耳を傾けました。

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大塚 一朗 監督

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参加者からの質問

 劇的な逆転劇で全国制覇を成し遂げた富一イレブンを導いた大塚 一朗 監督。富山市の柳町小学校3年生でサッカーを始めた際に同校でサッカー指導をされていたのが、福光体育館の木下 昭 館長だったという縁があり実現した今回の講習会。かつての恩師との対談形式で、大塚監督がサッカーを始めた頃のエピソードから、古河電工(ジェフユナイテッドの前身)での選手時代、現役引退後のイギリスへのコーチ留学中の経験、そして今年1月の富山第一高等学校サッカー部監督としての全国制覇と時系列ごとにエピソードが語られました。途中何回か参加者からの質問も受けながら進められた対談では、選手たちの自主性を重んじる大塚監督の指導法が掘り下げられ、「『ダイヤモンドナイン』という方法でシーズンのはじめに選手たちだけで9カ条の目標をたてさせる。その目標に向かって具体的に何をすべきかを自主的に考えさせる。」、「答えを先に与えない。考えさせることが大切。自ら考えることが上達のスピードを上げる。」、「しなやかさを身につけることが大切。負けや失敗といった負の経験が人をしなやかに強くする。」などの主体性を育む方法をエピソードを交えながら紹介されました。
 また、決勝戦での劇的な逆転について質問されると「不思議な力が働いていた。何か一つの要因というものはない。倒されても、倒されても、なお立ち上がり、ボールに向かっていく選手たちのサッカー・試合・勝負に対する姿勢が国立競技場の観客の心を動かし、会場の雰囲気をかえていったと思う。」と振り返った大塚監督。最後に木下館長から今後の目標を尋ねられると「これからも変わらずに、子供たちが次のステージでサッカーを楽しめるようにしていきたい。富山第一でサッカーをした思い出が人生の糧となるように、しなやかに育ってほしい。」と力強く答えられました。全国制覇という偉業にも奢ることなく堅実に着実に選手たちの自主性を重んじる姿勢に、今後の富一イレブンへの期待がますます高まりますね。

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  • 最終更新日:2014年3月1日(土曜日) 22時00分
  • ID:2-3-12145-12004
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