慣れてくると楽しくなる田植え作業

　5月25日(日)、相倉合掌造り集落で棚田オーナーやコーリャク隊など約80名が参加し、約21アールの棚田(17区画)で田植えを手作業で行いました。

　『みんなで農作業の日』in五箇山の「世界遺産・五箇山棚田オーナー事業」、今年は5組のオーナーが応募され、この日、みんなで田植え作業を実施されました。
　開会式を終えた後、スタッフから田植えの手順の説明を受けた棚田オーナーや、大学生をはじめとするボランティアの「コーリャク隊」の皆さんは、準備を整え、田んぼの中へ。「ころがし」と呼ばれる器具で田んぼ内に付けられた目印に慎重にかつ丁寧に苗を植えていきました。今回植えられたのは早稲品種の「てんたかく」。皆さん、ぬかるんだ泥に足を取られながらも、おいしいお米が育つようにと願いながら丁寧に作業に打ち込まれていました。
　棚田オーナーである先生のピンチヒッターとして、県外からはるばるやって来た女子学生の3人組は、「なかなか足が抜けなくなったり、腰がきつかったりと大変だけど、楽しかったです。収穫祭も楽しみです！」と、笑顔で語ってくれました。
　秋には、再び棚田オーナーの皆さんが集まって「稲刈り」が行われるほか、11月には『みんなで農作業の日』in五箇山の他の農産物のオーナの皆さんと一緒に「大収穫祭」が予定されています。南砺の豊かな自然のもとでスクスクと育った農産物が一堂に会す“実りの秋”が待ち遠しいですね！

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