市民の皆さんともスクラムを組んで

　6月6日(金)、城端伝統芸能会館じょうはな座で「映画 稲塚権次郎物語 南砺市ロケ発表会＆交流会」が行われ、稲塚秀孝監督をはじめ、権次郎さんを演じる仲代達矢さんと松崎謙二さん、権次郎さんの妻イトさんを演じる野村真美さんらが、映画への意気込みを語るとともに、田中市長とのトークショーや抽選会を行い、参加された約350名の市民の皆さんとの交流を楽しみました。

　開会にあたり、映画「稲塚権次郎物語」を支える会の松本久介会長があいさつ。稲塚監督、仲代さん、松崎さん、野村さんから映画への意気込みが語られると会場からは大きな拍手が湧き起こりました。続いて田中市長が登壇し、主要キャストの皆さんとトークショーを行い、権次郎さんやイトさんの人物像、南砺の印象、仲代さんの主宰する無名塾の演劇、演劇で活躍した南相馬の馬、権次郎さんの育種にかける情熱、そしてその功績を伝えることの意味など様々な話題が次々と展開され、会場は大盛り上がり。仲代さんが「じょうはな座は素晴らしい。いつかここで芝居がしたい。」と述べると、ひときわ大きな歓声が上がりました。さらに、映画のスチル(写真撮影)を担当し、出演もされるモデルの舞川あいくさんが加わり、フォトセッションが行われた後、抽選会が行われ10名の方に仲代さんの直筆サイン入りの著書、さらに10名の方に夫婦役を演じる松崎さんと野村さんのサイン色紙がプレゼントされました。
　会の終了後の記者会見で主要キャストの皆さんに市民の皆さんへのメッセージをお願いしたところ、「権次郎さんを知らない10代20代の方々に、現代の豊かさや幸せにつながる偉大な功績と、その生涯をこの映画で感じてもらえたらと思います。」（舞川さん）、「地元の皆さんの協力あっての映画です。皆さんにも参加してもらい、良いものを作っていきたいです。」（松崎さん）、「皆さんの映画に対する思いや熱意、情熱を強く感じます。その期待にこたえられるよう、誠実に、かつ楽しみながら演じたいと思います。」（野村さん）、「この地からスタートし、東北そしてインドにまで撮影に行きます。権次郎さんの功績、ものづくりへの情熱、人間的なひろがり、魅力などを広く世界に伝えたい。来年春のじょうはな座での先行上映を目指して頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。」（稲塚監督）と、それぞれ熱い想いを寄せて下さいました。
　稲塚監督をはじめ、主要キャスト、スタッフの皆さんの意気込み、そして撮影への真摯な姿勢に、ますます名作誕生への期待が高まります。

ご案内

問い合わせ先	映画「稲塚権次郎物語」を支える会（南砺市観光協会内） 電話番号　0763-62-1201

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