慈母象修繕・上屋新設工事完成式

　11月13日(木)、井波地域の旧第一保育園跡地の一角で7月から施行されていた慈母像の修繕ならびに上屋新設工事が完了し、本工事の実施にあたり工事費用を寄附されたキョーリンリメディオ株式会社の荻原 茂 代表取締役社長をはじめ、田中市長、才川市議会議長、キョーリンリメディオ株式会社関係者、地元の今町4区住民、工事関係者ら約50名が参列し、完成式ならびに目録贈呈式が挙行されました。

　昭和31年5月5日のこどもの日に除幕されて以来、平和のシンボルとして、地区住民や旧第一保育園の園児たちの成長を見守ってきた慈母像ですが、長年の風雪にさらされ、老朽化が激しくなっていました。このたび、旧第一保育園の取り壊しに伴い、同保育園の敷地を購入し、同社井波事業所の駐車場として整備されたキョーリンリメディオ株式会社さまから300万円のご寄附を受け、慈母像の修繕と上屋工事の新設工事が行われました。
　完成式は、井波地域真教寺の斉藤住職による読経にはじまり、田中市長、荻原社長、戸田今町4区町内会長の順にお参りが行われました。続く、目録贈呈式では荻原社長から田中市長に今回の工事費として寄附された費用の目録が手渡された後、荻原社長が｢昭和30年にこの地に土地を購入し、医薬品の製造販売･研究開発を行ってきた当社にとって、同時期に隣接する地に建てられ、平和のシンボルとして地域を見守ってきた慈母像の存在に強い親しみを感じていました。老朽化の激しくなった慈母像の修繕と上屋工事の費用を寄贈し、その工事を無事完了していただいたことを嬉しく思います。｣とあいさつされ、田中市長と才川市議会議長が感謝の言葉を述べられました。
　綺麗に修繕された慈母像が、新しく建てられた立派な上屋の中で、平和のシンボルとして末永く、地域の皆さんとキョーリンリメディオ株式会社の皆さんを見守っていきます。

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